残り少ないチャンスか?:ミニPC『Ockel Sirius A』が気になる

残り少ないチャンスか?:ミニPC『Ockel Sirius A』が気になる

Indiegogoで出資を募っている「Ockel Sirius A」が気になります。
どんな物かと言えば、6インチのフルHDのディスプレイを搭載したWindows 10が動作するミニPCです。

https://igg.me/at/ockel-sirius-a/x/9179442

タブレットでありません。ミニPCです

これの特徴は、机の上に置くとディスプレイに角度が付くことです。これだけならば、YOGAタブレットも似たような仕組みがありますが、他と違うのは外部インタフェースに、DisplayPort, HDMI, USB Type-C, LAN, Micro SD, USB 3.0の外部インタフェースを持っているところです。これがあるから、タブレットと呼ばずにミニPCと呼んでいるのだと思います。また、バッテリーで4時間以上のビデオ再生ができるとしているので、持ち歩くこともできるのが面白いところです。

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スペックは、CPUがIntel Atom X7-Z8750、メモリは4GB、64GB eMMC、.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2です。

出資額は、$499からです。リテールの価格設定が$699なので、Indiegogoで出資すれば29%安く手に出来るようです。また、加えてモバイルバッテリーが付属しているので割高感はありません。出荷予定は、2017年3月です。

残り少ないチャンスのひとつかも

Ockel Sirius Aに搭載されているCPUは、atom x7です。
ご存じのように、Atom CPUは次世代の開発がキャンセルされており次が見えていません。もしかすると、インテルのラインナップからAtomのような、低価格で省電力のCPUが抜けてしまう可能性はあります。

http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1605/11/news058.html

現世代も物によっては供給量が少ないようで、Indiegogoで出資したGPD WINは、Z8750が供給数が少なくて、初期ロット以降からはCPUをZ8700に変更しています。

Ockel Sirius Aが、本当にZ8750を調達できるのか?という心配がありますが、Atomが無くなることで、今後は、こうした変体PCが登場して来ないことも考えられます。

その昔、UMPCというカテゴリが存在しており小型PCが花盛りの時代がありました。
現世代のAtomは電力消費とパフォーマンスのバランスが良く、Windows 10が使えなくはないと言った感じです。最近は、これを使った小型PCが少ないながら登場しており、小型PC花盛りの時を再び迎えようとしている感がありました。しかし、次世代Atom CPUの開発中止されたことで、つぼみの状態で花が落ちた感がします。

状況だけ見ていくとOckel Sirius AようなユニークなPCが購入できるチャンスは、限られてくると思うので、気になる方は出資してはいかがでしょうか。

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