Gemini PDAの詳細が少しだけど見えてきた!

いくつかのメディアで取り上げられて、Gemini PDAの姿が見てきました。

たとえば、ケータイWatchでも取り上げられています。

【Mobile World Congress 2017】 Psionの魂を感じる「Gemini PDA」のモックアップを触ってきた
 Mobile World Congress 2017の併設イベントで、スタートアップ企業を対象とした「4YFN」(4 Years From Now)の会場で、イギリスのスタートアップメーカーのPlanet Computersは、QWERTYキーボード搭載の小型ハンドヘルドAndroidデバイス「Gemini PDA」...

記事では、以下のように書かれています。

  • 重さが412gである
  • キーボードに「-」キーが存在しない
  • 日本のLTE回線で使われてバンド(800MHzかな?)に対応するのは難しいかも
  • プロセッサーは、MediaTekのHelio X25が使われる

記事には、モックアップの写真が多数掲載されているので端末の質感が確認できます。出資した方は参考になるはずです。

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プロセッサーの『Helio X25』とは何ぞや

プロセッサーは、MediaTekのHelio X25が使われているされています。詳しく見て行くと、Gemin PDAの姿が見えてきます。

MediaTek helio X20 / X25

Helio X25は、10コアを搭載したミドルレンジからハイエンドスマホ向けのプロセッサーです。たとえば、Xiaomi Redmi Proの一部のデルにも搭載されています。

さて、Indiegogoのスペック紹介では、3個のCPUが書かれているので、何を示しているのだろうか?と疑問に思ったので調べてみました。

Helio X25は、クラスタと呼ばれるCPUコアの固まりが3個あります。これが処理負荷状況に応じて切り替わるようになっています。それぞれのクラスタは、以下のような役割です。

  • 高負荷処理用:Coretex-A72 x 2 (Max 2.5GHz)
  • 中負荷処理用:Coretex-A53 x 4 (Max 2.0GHz)
  • 低負荷処理用:Coretex-A53 x 4 (Max 1.5GHz)

MediaTekは、CorePilot 3.0と呼ぶ管理技術を使って、クラスタを動的に切り替えて制御しています。YouTubeに説明ビデオが公開されているので、気になる方はは一度見てください。

説明文で10コアと書かれている正体は、各クラスタで使われているコア数の合計というワケです。Helio X25は、2016 Q2にローンチされたもので、より高速なHelio X27のリリースを予告されているので、Gemini PDAが発売される11月頃にはひと世代前のプロセッサーとなりそうです。

日本のLTEは使えるのか?

Helio X25にはGPUやモデムも統合されています。モデムのスペックは以下です。

LTE FDD/TDD R11 Cat-6 with 20+20 CA
(300/50Mbps) DC-HSPA+, TD-SCDMA,EDGE
CDMA2000 1x/EVDO Rev.A (SRLTE)
LTE/GPS Co-clock Supported

冒頭でも触れたケータイWatchの記事には、日本のLTEバンドをサポートするのは難しいかもと書かれているので、この点も気になってもう少し調べてみました。
スペックシートには、サポートする周波数の記述がなかったので、同じHelio X25を搭載するXiaomi Redmi Proがサポートする周波数を調べてみました。

すると、サポートするLTEの周波数は、Band 1(2100), 3(1800), 5(850), 7(2600), 8(900), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500)となっています。Band 1がサポートされているので、ドコモやauのSIMが使えますが、auはエリアが狭いので絶望的です。使い易いBand 19(800)はサポートされていません。

Xiaomi Readmi Proのスペックがそのまま当てはまるか分かりませんが、Gemini PDAではドコモ系のSIMを使うのが良いのかもしれません。

待望の4Gモデルが統合端末でしたが、日本で使うのは少々厳しいものとなりそうです。

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