ケースをごしに感じられる日本の技術:Mesh Case for iPhone 6s Plus / 6 Plusレビュー

ケースをごしに感じられる日本の技術:Mesh Case for iPhone 6s Plus / 6 Plusレビュー

株式会社AndMesh様に、iPhone 6S Plus用のケース「Mesh Case for iPhone 6s Plus / 6 Plus」をご提供頂いたのでレビューします。

http://www.andmesh.com/jp/

iPhoneケースは難しい

iPhoneのケースは2種類あると考えています。

ひとつは、デザインの邪魔をしないケースを選んでいる方も多いはずです。クリアケースは最たる例です。

もうひとつ、独自の世界観を持つケースがあります。

Android用では見かけませんが、iPhone用は数が出るためか、こうしたケースを多くみけます。独自の世界感を持つケースは、好き・嫌いがハッキリ分かれますが、iPhoneのように多くの人が使う端末だと、洋服のように自己表現の一部としてケースが選ばれるので、個性的な物が揃っています。

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独自の世界観を持つケース

今回レビューするAndMeshは、独自の世界観を持つ個性的なケースです。

AndMeshは、Red Dot design award 2015にも選ばれていることから、この世界観を世界が認めていることになります。

Red Dotは、他の日本製品でも受賞しており、私が興味のある範囲ではマツダ ロードスター RFでしょうか。こっちは、ベスト・オブ・ザ・ベストなので最優秀って感じでしょうか。

http://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2017/201704/170403c.html

AdnMeshごしに見える卓越した技術

世界的な評価を受けている製品は、デザイナーと製造に関わるエンジアが密に連携しあったて結果なので、その見た目だけではなく、成り立ちや背景の技術にも目を向ける見えるものが違ってきます。

AndMeshは、デザインが先で実現可能な素材が選ばれたのか、素材の特性を活かすためにデザインが仕上がったのか分かりませんが、 使われている「エラストマー」は、耐久性の高い素材で常温時ではゴムのような柔らかさを持ち、加熱すると流動化してプラスチックのように成形できます。また、ゴムよりも軽量で容易に着色できるので、ケースに使うには最適な素材です。

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もうひとつ、ケースの成形に金型を作ることになります。
日本の金型技術は、世界のトップクラスに入ると思いますが、ドットが数多くある金型を作りのは手間と時間をかけているはずです。

また、成形したケースを金型から外す時にピンで押して外すのですが、このピンが当たる場所もドットとドットの間に配置するなど、細かな配慮がされています。

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金型技術だけではなく、成形技術もすばらしくて、ケースの表面はバリがなくスムーズです。

多くの配慮がされたケース

Lightningコネクタやイヤホンジャック部分、スピーカー部分のくりぬき、電源や音量ボタンの位置などはピッタリで、文句のつけようがありません。

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また、画面を下に置いてもケースの端が触れるように盛り上がっており、画面が直接触れない配慮がされています。

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もうひとつ、Appleロゴ付近のドットは他よりも径が大きくて、Appleロゴを隠さない配慮がされています。

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触り心地は、サラサラしていますがツルツルはしていないので、持った時に滑って落とすようなこともありません。また、少し弾力があるので仮に落としたとしても保護してくれそうです。

ご提供頂いたのは、iPhone 6s Plus用でカラーは青です。
青は、色目によっては子供っぽくもなりますが、AndMeshの青は落ち着いた青です。ホームページのサンプル写真は、白のiPhoneと組み合わせていますが、黒のiPhoneとの組み合わせも悪くありません。

iPhone用のケースは星の数ほどありますが、AndMeshは定価2,700円で購入できるケースの中では、造り手のさまざまなコダワリを肌身で感じられる希有な存在です。

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