実用レベルの仕上がりか?macOS High Sierraのライブ変換を検証する

macOS High Sierraの日本語入力に搭載されている「ライブ変換」が、El Capitanの頃と比較すると実用レベルに仕上がっています。1ヶ月ほど使い込んだので感想をまとめておきます。

スペースキーを押さず変換できる心地よさ

ご存じのとおり、日本語入力のライブ変換はスペースを押すことなく文脈に合わせて自動で日本語変換します。クルマに例えるならば、これまでMT車だったものがAT車になったようものでしょうか。

ライブ変換を知ると変換操作が煩わしく感じて、他の日本語入力が使えません。ライブ変換の変換精度は、専門や業界用語などを使わない限り誤変換がほとんど無く、変換結果を修正するは多くても全体の1割程度です。

これまでの常識を覆す革命的な機能ですが、最初に実装されたEl Capitanでは、実用的とは言えず、使っているうちに遅くなるなどの問題がありました。しかし、High Sierraの日本語入力には、今のところ同じような問題は感じていません。

余談ですが、我々はコンピュータで文字入力する時は必ず日本語入力が介在します。英語圏では、こうした介在がなく直接文字入力できます。ライブ変換を使っていると、英語圏の人は、こんな感覚でコンピュータと接しているのかと感じます。

ATOKからの乗換を検討中

私は、ATOKを愛用し続けており「共同通信社 記者ハンドブック辞書」を購入するなどの投資もしていますが、ATOKから乗り換えても良いかと考えているほどです。しかし、踏み切ることができない不満点が3点あるので紹介します。

相性の悪いアプリがある

例えば、WordやExcelとの相性が悪くてライブ変換をオフにしないと日本語入力できませんでした。これは、最近のアップデートされたことで解消されました。こうしたトラブルは、時間と共に解決されていくと思いますが、常用する日本語入力として乗り換えるのは、時期尚早と感じています。

使用感の違い

長年使っているATOKと比較するのは不公平ですが、標準の日本語入力をしばらく使った後でATOKを使うと「コレコレ」という感覚になります。意図した変換に違和感を感じるのか、慣れの問題なのかもしれませんが、すべてを自分のテンポで操作して使えるのは心地よく感じします。

積極的に漢字に変換する動き

平仮名で書きたい場合は、ひと手間かける必要があります。また、入力文字に助詞が追加されることがあります。この動作を意識して使わないと、余計な入力したり何度か入力し直しをすることがあり、手間に感じることがあります。

これらの不満点は、もう少し使うと印象が変わる可能性があるので、ATOKからの乗り換えは、もう少し時間をかけてみるつもりです。

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