SoundPEATS様よりSoundPEATS Q15をご提供頂いたのでレビューします。
今回取り上げる「SoundPEATS Q15」はQCY QY19のOEMです。このブログでも何度か取り上げた「QCY QY8」の上位版にあたる製品です。上位版なので当然音質面や使い勝手は期待できそうですし、どれほど進化したかを中心にレビューを進めていきたいと思います。
Sound PEATS Q15からは、定番のホワイト、ブラックに加えて、ブルーとグリーンの4種類のカラーバリエーションがあります。ブルーは、NOKIAが販売するイヤホンや端末で使われている水色を彷彿させます。グリーンは黄緑色の印象です。
外箱がこのシリーズからマットブラックになって、艶有りでSoundPEARTSのログが印刷されています。
小型・軽量化されました
本体が小型・軽量化されて、装着感が向上しています。また、QY8が16.4gだったのかQ15は12.7gになり、27%軽量化されています。バッテリー容量は、QY8が80mAhでQ15が74mAhと減っていますが、通話時間は両方とも5時間とされているので使える時間には影響がないようです。
小型化されたことが装着感に大きな変化をもたらしました。
QY8の装着感は抜群の装着感でしたが、Q15は、それを上回ります。
装着すると耳にすっぽり収まるので、イヤホンが体の一部のような錯覚すら覚えます。これで、左右を結ぶケーブルが無ければ、耳が拡張されたような感覚になります。体にとってはイヤホンは異物なので、小さく・軽くなれば体に対する負担が少なくなるので、Q15は正常進化の王道を歩んでいると言えます。
格段に向上した音質と使い勝手
QY8から比較すると、音質は格段に向上しています。
QY8に感じていた中音域の物足りなさがなくなっています。QY8と比較すると豊かな音が再生されるようになったという印象です。屋内の静かな場所で音楽を聴いても不満ないレベルです。
私の好みだと中音域が少し強めの印象を受けるので、あと少しだけ控えめになれば、心地良い音になります。
QY8の操作系は、イヤホン右側のイヤホンに集約されていましたが、Q15からはコントローラーに変更しました。
このコントローラーは、ボタンを押した時のクリック感はあるものの、少しぐらつくので頼りない印象を受けますが、耳元より少ししたで操作できるので使い勝手が良くなっています。ボタンの配置は、再生・停止ボタンを挟んで、音量のアップ、ダウンがある一般的なものです。
コントローラーには、マイクが付いているので、QY8よりも音声を拾いやすくなっているはずです。
充電はmicroUSB
充電には、microUSBを使います。汎用品で充電できるところはメリットですが、充電のたびにコネクターのフタを外して、ケーブルを差し込むのは面倒です。これをマグネット式の充電端子にすると使い勝手がさらに良くなるのではないでしょうか。
たとえば、現状でもmicroUSBのマグネットコネクターを購入すれば実現できるので、やってみるのは面白いかもしれません。ただし、防水性能は落ちるのが悩みどころです。
SoundPEATSのロゴが…
ここまで、不満らしい不満はないのですが、唯一、イヤホン本体にあるSoundPEATSのロゴがポップ過ぎて、いい歳のおっさんが常用するのは辛いです。ロゴを無くして欲しいと書けば怒られてしまいますが、もう少しだけ小さくして頂けると、おっさんが常用していても違和感がなさそうです。
QY8を検討中の人だけでなく買った人にもお勧め
QY8を購入を検討していた方は、Q15の方をオススメします。
QY8の価格が2,880円、Q15が3,280円です。400円の価格差ですが、差額を埋めるだけの魅力は十分にあります。既にQY8を購入した方も買い換えを検討しても良いかもしれません。価値は十分にあります。
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