私のYouTube動画を観て頂いた方から、GPD WINの外部ディスプレイとしてiPadを使う方法の質問を頂きました。
動画を作成しただけで、方法などをまとめてなかったので公開しておきます。
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アプリをインストールする
iPadを外部ディスプレイ化するアプリはいくつかありますが、私はDuet Displayを使っています。Lightningケーブルで接続するので、タイムラグが少なく快適に使えるのが特徴です。¥2,400の有償アプリです。

アプリは、iPadだけではなくGPD WINにもアプリをインストールします。
Windows用は、Duetのホームページからダウンロードできるので、これもインストールしておきます。

また、GPD WINとiPadの接続にLightningケーブルが必要なのでこれも用意しておきます。標準添付されているもので十分です。
Duet Displayの使い方
1. iPadのアプリを起動する
まずは、iPadのDuetアプリを起動します。
iPadの画面には「Mac又はパソコン(Windows)に接続する」と表示されて、GPD WINの接続待ち状態となります。
2. GPD WINのアプリを起動する
次にGPD WINのDuetを起動します。
タスクトレイにDuetアイコンが常駐しているので、ココから起動するかスタートメニューからたどってアプリを起動します。
GPD WINのDuetを起動すると、Framerate、Performance、Resolutionの設定ができます。このうち、FramerateとPerformanceは、GPD WINと接続しなくても設定できるので設定を済ませておきます。
私は、Framerateを「60fps」、Performanceを「Pixel Perfect」に設定しています。
Resolutionは、GPD WINとケーブル接続後設定します。
設定値は、9.7インチのiPadであれば「1024 x 768」、12.9のiPad Proであれば「1366 x 1024」が適切な解像度になると思います。
3. ケーブルを接続する
GPD WINとiPadをLightningケーブルで接続します。
アプリが上手く動作していれば、iPadにWindowsの画面が表示されて、セカンドディスプレイになります。
Duet Displayの終了方法
終了する場合は、接続したケーブルを抜くかiPadのアプリを終了します。
より使いやすくする
モニター位置を調整する
Windowsのディスプレイ設定とGPD WINとiPadの置き場所が逆になっている可能性があるので、Windowsの「設定」の「システム」-「ディスプレイ」で、モニターの位置を設定します。
「1」がGPD WINで、「2」がiPadです。
iPadのディスプレイだけを有効にする
両方のディスプレイを使ってデュアルディスプレイで使うのも良いのですが、ディスプレイの大きさに差があってバランスが悪いので、私はiPadだけを有効にしいます。
この場合は「複数のディスプレイ」の「2のみ表示する」に設定して「適用する」を押します。
どんな時に使うのか
さて、肝腎のどんな時に使うです。
個々の利点を活かして別々に使う方は効率が良いです。LTE回線付きのiPadを持っていれば、GPD WINのモデムにもなるのでなおさらです。
私の用途では、書くことに関してはiPadでは満足のいく環境が得られていないので、フルスペックのATOKとTyporaが使えるGPD WINを使います。
この時に、大きな画面が欲しい時に、iPadを外部ディスプレイとして使っています。