GPDが、5.5インチのハンドヘルド PC「GPD WIN」に続いて、7インチディスプレイを搭載するUMPC『GPD Pocket』の販売を計画しています。
意外に人気者?
GPD WINは、Nintendo 3DS LLと同等のサイズでWindowsが動作するゲーミングPCです。この手は、パフォーマンス不足なのが常で、我慢して使う必要があるのがこれまでの常識でしたが、我慢せずに使えるところも人気のポイントです。
サイズが小さいので、手が小さいアジア人を中心にしてファンを獲得しています。
途絶えたジャンルの復帰
2010年頃まではUMPCが存在しましたが、スマホやタブレットと入れ替わりで途絶えました。
2016年に入って突如GPD WINが登場した格好です。
GPD Pocketは、GPD WINからゲーム機の要素を抜いて、ポケットに入れて持ち歩ける限界サイズのWindows PCです。VAIO type Pと同じコンセプトです。
GPD WINでWindowsを使うのは好きでもない限り難しいので、快適にWindowsが使える端末を提示するのは順当です。しかし、Nintendo Switchが6.2インチの画面サイズで登場したので、GPD WINのままで大きくしても良いのではないかと考えますが、ゲーム端末の要素を抜いたPCが欲しい要望が多いのかもしれません。
どうであれ、GPD WINで終わりと思っていたジャンルに続きがあるのは、うれしいことです。Indiegogoで出資を募るとのことなのでソッコーで出資するつもりです。
続く製品も考えられるのか?
GPD WINを使うと、こうしたジャンルに長けた人達が開発に関わっていると感じます。しかも、GPD WINは、実用性をきっちり担保しているので、物作りにも長けたいる印象です。
だからこそ、GPDには途絶えてしまった製品、例えば、ドッキングコンセプトのPCを造って欲しいと考えてしまします。
いまの技術水準ならば、高い実用性を持ったのに仕上がるはすです。Windows 10であれば、タブレットモードとデスクトップモードがあるように、OSもある程度対応できているので、使い勝手もそこそこ良いものになるはずです。
UMPCの市場は縮小しているはずですが、新製品をリリースする気概を持ったGPDには期待をしてしまいます。
GDP Pocketは売れるのか
Geekbuyingでは、$499.00の価格が提示されています。
[http://www.geekbuying.com/item/GPD-Pocket-7-Inch-Tablet-PC-Intel-Atom-X7-Z8700-4GB-128GB-375711.html][1]
日本製のUMPCは10万円超の価格設定でしたが、5万円台で購入できるのであれば、この手のPCが欲しい層は即決で購入するはずです。
ただ、GPD WINはゲーム機としても使えるお得感が、購買層を広げた要因のひとつでした。
これが純粋なPCとなった段階で、GPD WINのように受け入れられ方をするかは疑問を持ちます。ただ、逆も考えられて、ゲーム機らしいところ嫌った人もいるはずなので、PCゲーム機を好む人数よりも、そうでない人達の方が多いはずなので、GPD WIN以上に多くの層に受け入れられるのはないかと考えています。
売れるとなれば、後に続くメーカーも出てくるはずなので、UMPCが再燃するこを期待したいです。
PCだと求められるものが変わる
ゲーム機ではなく、ノートPCとなれば求めるものが変わります。
たとえば、GPD WINでは、期待した以上にキーボードとポインティングデバイスの使い勝手が良く結果オーライでしたが、PCであれば、いまどき我慢して使うなど考えられなくて快適性を求めます。
7インチディスプレイに合ったキーボードであれば、タッチタイプをするのは難しいか慣れが必要になるはずで、ストレスの溜まるものになるはずです。
ポインティングデバイスも同じです。
スペースキーの下にトラッポイントがありますが、端末を手で持った状態では操作が難しいそうな場所で、机の上に置いて操作する必要がありそうです。GPD WINでは、両手でも持った時には操作しやすいボタン配置だったので、これを上回るものになるのか気になります。
期待して待つことにします
多くのひとにとって、いま出来ることはワクワクして待つことです。
少しでも情報が欲しいという方は、GPDのFacebookページをチェックしてみるのはいかがでしょうか。
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