キャンペーン期間をまだ60日残しているのに、調達額が目標の822%とすごい勢いです。
1作目のGPD WINはカルト的な人気でしたが、2作目のGPD Pocketは、キャンペーンページの画像を見ても、いままでとは違ったユーザーにアピールしたいのが感じられますし、これでメジャーへの道が開けて来たという感じでしょうか。
アップグレードされました
既にいくつかで報道されていますが、キャンペーン期間中に仕様がアップグレードされています。
具体的には、メモリが4GBから8GBにアップデートされて、CPUがZ8700からZ8750に変更されています。CPUのアップデートもさることながらメモリは倍増なので、このアップデートは大きいですね。
他でも書かれていますが、これでSIMスロットが追加されたら「神機」になりますね。
私は、モアパワー派なので、Core m版でも登場しないかと考えていますが、これを使うにはマザーボードなどが造り直しになるはずなので、そう簡単には実現しないかもしれません。
また、今回からWindows版に加えてUbuntu版が用意されました。たとえば、Android版があると面白そうですね。あっ。いまならばChrome OS版ですかね。
GPDの熱量が凄い
このジャンルを造り出したのは、ソニーのVAIO Pや富士通のLOOX Uで日本のメーカーです。GPD Pocketは、これが元ネタになっているはずですが、残念ながら、元ネタになったメーカーには同様の製品は存在しません。
両メーカーで開発に関わったエンジニア達は、GPD Pocketをどう見ているのでしょうか。
悔しい思いで見ているのであれば、GPD Pocketをキッカケにして、次を期待したいところです。
ただ、これだけPCが行き渡った状況で、ニッチなPCに情熱をかけたり、ロマンを感じる人は多くいないかもしれないので、実際のところは無理なのかもしれません。
こういう見方をすると、毎年、新作を出すGPDの熱量はすごいですね。これが世界中に伝搬した結果、冒頭でも書いたようにすごい出資額を集めています。
GPD XDからGPD WINまでの蓄積や流れあったからの結果だと思いますが、物作りの方法が変わりそうな感じもしますね。
今回のエントリーから、GPDのsalesからプレス用画像を提供して使っています。Aliceさんありがとう。