Galaxy S8+との組合せで使うために、BOSE QC30を購入しました。
あえてと言っても良いほど、オーディオ関連はBOSEの製品を選んで来なかったので購入するのははじめてです。
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BOSE QC30を選んだ理由
もちろん、ノイズキャンセルに期待をして購入しました。
この分野はSONYかBOSEの2択だと思っていて、SONYは5年ほど前に購入したことがあり期待した程ではなかったので、今回はBOSEを選びました。
QC30を使う前は、雑音の多い場所ではノイズキャンセルではなく、アプリで環境音を再生してノイズ対策をしていました。
QC30は、ノイズを打ち消しても人の声などは聴けるのと、飛行機機内で発生しているような低音で大きなレベルのノイズには効果があるとのことだったので、こうした部分に期待して購入をしました。
当然になると手放せない:ノイズキャンセル
QC30を使うのが当たり前になると、使っていない時は回りがこんなに五月蠅かったのかと感じます。飛行機や電車に乗っているときは、周辺ノイズがストレスに感じますが、これが軽減されました。
違和感の少ないノイズキャセル
QC30には、ノイズキャンセル手法には、パッシブとアクティブの二位種類があります。
パッシブの方は、イヤホンをしっかり耳にフィットさせて、周囲の音を遮断する手法です。
アクティブは、完全な静寂が訪れるのではなく周囲の騒音の中で、不快に感じるものがキャンセルされるかレベルが低くなるという印象です。
先で「人が聞いて不快と感じる音だけ」と簡単に書きましたが、不快に感じる周波数だけ逆位相の信号を生成しないと、悪影響を受けて変な音や聞こえづらくなる可能性があります。たとえば、空港のロビーで使っている時は、雑踏の雑音は消えますが、アナウンス音声も少し聞こえづらくなります。
ノイズキャンセルが悪影響を及ぼす現象は多くないので、BOSEが持つ経験値や蓄積を使ってうまくチューニングされている印象です。
音質はいかに
BOSEの製品ははじめてですが厚みのある低音が特徴です。
ノイズキャンセルが関係していると思いますが、高音のヌケは良くありません。よって、ドンシャリの角張った音が再生されるのではなく、丸みのある聴き疲れしない音が再生されます。長時間音楽を聞いていても聴き疲れしないのは、このイヤホンの美点です。
ただ、純粋に音質を追求したい場合は別の選択の方が良さそうです。
耳が痛くならないけど、ネックバンドは微妙
イヤーチップの形状と堅さが絶妙で、長時間着けていても耳が痛くなりません。
ウイング付きのイヤーチップは耳が痛くなるので、これが付いてないチップを使うか、私は使わないことが多くありますがQC30のこれは使い続けています。
また、耳に上手くフィットさせると、ノイズキャンセルの効果がより高くなるので、付属のイヤーチップ(S, M, L)のをすべて試すことをオススメします。
ネックバンドのかけ心地は悪ないけど、汗ばむ時季は不快
ネックバンドの柔軟な造りで両端を持って広げることができます。
表面は、ラバーコーティングのようなしっとりしたさわり心地です。かけ心地も良くて首に直接当たっても不快には感じません。
ただ、この時季は首回りに汗をかくので、ベトベトして不快に感じることがあります。あと、シャツを着ている時は、バンドが襟を挟むことになり閉じてしまします。見た目は悪くなりませんが、暑苦しいと感じてしまいます。
いたせりつくせりの専用アプリ
今どき珍しくはありませんが、コントロールアプリが用意されています。
このアプリでは、ノイズキャンセルと音量のレベルを調整できます。
QC30のコントロラーでも両方の調整はできますが、アプリで出来る方が分かり易く調整できます。
バッテリー残量も表示されます。これは、QC30の電源を入れた時も音声で読み上げられます。
ペアリング相手の管理もできる
また、ペアリング相手もアプリで管理できます。接続先管理ができるBluetoothイヤホンは見たことがないので、マルチペアリング可能なイヤホンは、今後、必須の仕組みになりそうです。
QC30のファームウェアバージョンアップもこのアプリを使って行われます。私が使っているものは、購入後、一度バージョンアップが行われました。