Galaxy S8 に乗り換えてから、スマートウォッチをどうするのか悩んでいました。
たとえば、TAG Heuer Connectは腕時計としては非常に魅力的ですが、Android Wearの見た目や使い勝手に不満で購入に踏み切れません。
悩み続けて、白羽の矢を立てたのが『Galaxy Gear S3』です。
これは情報が少ないので良いものか、悪いものかも判断付かず、購入はカケみたいなものでしたが、非常に良く出来ていたのでレビューしています。
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バリエーションは2種類
購入したのは「Galaxy Gear S3 frontier」です。ブラックケースのスポーツウォッチ風のデザインで、ストラップはラバー製です。
Galaxy Gear S3 classcと呼ぶバリエーションがあり、これはシルバーケースにレザーベルトが組合せされた、落ち着いたデザインの腕時計です。
スマートウォッチのスペックは、違いはないのでデザインの好みで選べます。

腕時計として魅力
Galaxy Gear S3は、遠目には腕時計にしか見えないのが魅力です。
frontierのケースサイズは49mmです。ビックケースの腕時計が当たり前なので、驚くことではありません。また、よく被るApple Watchでないところも魅力のひとつです。
ケース素材は、316Lステンレスです。初代Apple Watchは、アルミケースの腐食に嫌気がさして使わなくなりましたが、これは、316Lステンレスなので腐食の耐性は期待できそうです。
ケースは、半艶ブラックで塗装されており、皮脂汚れが目立つので、まめにクリーニングする必要があります。操作にも使うベゼル表面は、細かなシボがありここは艶無しブラックで塗装されています。同じブラックでも異なる表情が出るように凝った造りなのも魅力です。
ガラスは、サファイヤガラスではなくCorningのGorilla Glass SR が使われています。
Gorilla GlassのSRは「Scratch Resistant」の頭文字のようで、傷防止性能が優れている強化がラスです。使い始めで心配なので、ビザビの保護フィルム「高光沢タイプ OverLay Brilliant」を貼り付けていますが、普段使いで気を使う必要ななさそうです。
Galaxy Gear S3は、iFデザイン賞 2017を受賞しているのも魅力のひとつです。
近年のSamsungデザインは、奇をてらったところがなく佇まいが落ちついています。
少し前は、ワインポイントに輝度の高いメッキがあしらわれるなど、日本人から見れば安っぽく感じる特徴付けがされていませんが、近年のこうした特徴付けもしなくなりました。
ストラップは汎用品が使える
frontierのストラップは、斜めにスリットの入ったデザインでラバー製です。パッケージには、LとSのストラップが付属しているので、腕が細い人にも対応できます。
専用品だけではなく、22mm幅であれば汎用品のストラップも使えます。Amazonには、替えのストラップが沢山売られいるので見飽きません。私は、純正の赤ストラップがどうしても欲しくて、MobileFunでオーダーしてイギリスから日本へ向かっているところです。

純正を選ぶ理由は、バックルのカラーが黒だったからです。
Amazonでも赤のストラップが売られていますが、バックルがシルバーでケースカラーと揃わないのを嫌いました。純正品と比べると随分安いので魅力的なんですけどね。
純正品には、オリーブのストラップもあり、これも魅力的です。
