iMac 27″を外部ディスプレイとして使っていたのですが、ディスプレイとして使う運用が意外に面倒です。詳しくは、以下のエントリーに書いているので、よろしければご覧ください。

ディスプレイを買った方が使い勝手が良くなると考えて、数年ぶりにモニターを購入しました。
使っているMacは、MacBook Pro 15-inch, 2016です。USB C化されたMacを使っている方は共感してもらえると思いますが、何かにつけてドングルが必要になります。たとえば、HDMI接続をするにしてもドングルが必要です。よって、モニター選びにも以下の条件を設定しました。
- USB Cで接続できる。
- USB PDで給電できる。
- USBハブになる。
- 27インチ、4K以上
この条件に一致したモニターが以下です。
それぞれの違いを確認
どれもUSB Cで接続できるので、これに関しては違いはありません。
USB PDでの給電能力は、LG 27UK850-Wが60W、DELL U3219Qが90W、LG UltraFine 5K Displayが85Wです。
USBハブとしては、LG 27UK850-WはUSB Aポートが2口ありますが、机から高い位置にコネクタがあり使いづらそうです。DELL U3219Qは、USB Aが背面に2口、モニターサイドにも2口あり使いやすそうです。LG UltraFine 5K Displayは、割り切っていてUSB Cが3口です。
サイズと解像度は、DELL U3219Qが32インチで、他のモニターは27インチです。解像度は、LG UltraFine 5K Displayが5Kで、他のモニターは4Kです。
USB Cによる接続とUSBハブ機能はどれも似ているので、ポイントは以下の2点に絞れます
- USB PD
- サイズと解像度
ちなみに価格は順に、¥156,384、¥107,978、¥70,684です。上と下では、おおよそ2倍の開きです。
USB PDは給電量に注目
MacBook Pro 15-inchのACアダプタは87Wなので、モニターからのUSB PDによる給電能力に着目します。
ピックアップしたモニターの中で、87Wを大きく下回るのがLG 27UK850-Wの65Wです。
これでも充電されないことはありませんが、ゆるやかな充電となりCPUがフル可動するとバッテリーが減りはじめます。
実用上は不自由しないかもしれませんが、不安なのでLG 27UK850-Wは選択肢から外しします。
サイズと解像度は画素ピッチに注目
27インチ、4K以上は、どれも満たしているので、少しこだわってMacBook Pro 15-inchの220ppiに近い物を選んでみます。これに近いと文字などが同じ品質で表示されるので、ディスプレイを並べても落差を感じることがなくなるはずです。
計算には、以下のサイトを使いました。
- LG UltraFine 5K Display:218ppi
- DELL U3219Q:134ppi
- LG 27UK850-W:163ppi
この中では、LG UltraFine 5K Displayが近いことになり選ぶならばコレです。
長く使う物なので理詰めで選んだ
で、選んだのは「LG UltraFine 5K Display」です。モニターは長く使うので理詰めで時間をかけて調べて選びました。
DELL U3219Qは価格が安く使い勝手も良さそうで、これにしようかと随分悩みましたが、LG UltraFine 5K Displayを選ぶ最後の決め手になったのは以下でした。
- macOSに最適化されている。
- 5W+5Wのスピーカーが搭載されている。
LG UltraFine 5K Displayであれば、目論見どおり、ドングルだらけにならず、ケーブル1本で接続すれば、不満のない状態が作れそうなので選びました。