セパレート型カメラ付きジンバル『Feiyu Pocket 2S』ファーストインプレッション(10.26更新)

セパレート型カメラ付きジンバル『Feiyu Pocket 2S』ファーストインプレッション(10.26更新)

セパレート型のカメラ付きジンバルの『Feiyu Pocket 2S』をレビュー用としてご提供いただいたので、まずはファーストインプレッションを紹介します。

同じジャンルの製品ではDJI Pocket 2が有名です。
Feiyu Pocket 2Sは、ジンバルの付いたカメラ部分とモニターの付いた本体部分を分離して撮影できるのが、DJI Pocket 2とは違う点であり最大の特徴です。

まずは、本体を確認

Feiyu Pocket 2Sの本体を順にみていきます。

前面

1.3インチのタッチスクリーンを搭載しています。操作感は、サクサクとまでは言いませんが、ストレスなく使えます。
この下にカメラ部を操作できるジョイステックとシャッターボタンがあります。あと、写真ではわかりづらいのですが本体下にある小さな穴がマイクです。

左側面

上からUSB-Cポートで、この下にあるスロットはmicroSDです。USB-Cポートは、充電だけでなくファイルの転送にも使えます。これだけなく、PCに接続することで1080Pのウェブカムとしても使えます。microSDは、512GBの容量まで対応します。

右側面

上から電源ボタン、この横にある三つの穴はスピーカーになります。下の方にあるのはmicroHDMIです。

本体下

三脚用のネジ穴があります。アダプタを使うことなく三脚が使えるのは嬉しいです。

試し撮りをしてみた

手始めに、カメラ付きジンバルと同じ要領で手持ちで撮影したYouTubeにアップしたのでご覧ください。また、よろしければチャンネル登録もお願いします。

動画冒頭の駐車場は暗めの場所ですが、ノイズがのった映像にならず綺麗です。
次に階段を降りてジンバルの性能を試してみました。さすがに上下の揺れは多少残ってはいますが自然な感じです。
公園を歩いている時の映像は、空の色が加工したようにも感じますが十分です。

映像品質は満足だが音声質はもうひとつ

映像品質は満足のいくものですが、音声品質はイマイチと感じています。具体的には、レベルが低くこもった感じでクリアな音ではありません。公開した動画は、レベル調整はしていますがイコライザーは使っていないので、音質がどの程度のものかは確認してもらえます。

音声の収録レベルは5段階で設定できます。撮影時は4段階目だったので、次回は最大の5に設定して撮影して、レベルがどの程度になるか確認したいと考えています。現状は、後処理で何とかなるレベルですが、ファームウェアのアップデートで改善できるのであれば期待したいです。

カメラと本体が分離できる

それぞれはケーブルで接続されて長さは1mくらいあるので、カメラ部分をボディマウントして、本体を手持ちで撮影中の映像をモニターすると言った使い方ができます。カメラと本体は強力な磁石で固定されます。

カメラ側の台座部分には磁石があるので、たとえば、クルマのボディや自転車の金属部分に取り付けて撮影できます。また、カメラ部分の台座はベルトループがあります。ここに、付属の面ファスナーが通せるので、腕にカメラ部分を巻きつける使い方もできます。

アクションカムでもアクセサリーを使えばボーディーマウント可能です。
しかし、Fieyu Pocket 2Sのようにすっきりはまとまりません。また、映像をモニターする場合もスマホと組み合わせて使う必要があります。Feiyu Pocket 2Sは、こうした使い方を想定して作られているので運用は簡単です。

バックパックにマウントして撮影した

試しにバックパックのショルダーストラップに、カメラ部分を付属の面ファスナーを使って固定して撮影してみたのでご覧ください。撮影している間は本体は手に持っていました。

私の歩き方のせいで、画面が左右にぶれおり見づらい動画ですが、上下のぶれはジンバルのおかげか綺麗に収まっています。
変わった物を身につけているとすれ違う人に奇妙な目でみられますが、Feiyu Pocket 2Sはカメラ部分が小さいので、気づかない人も居たのか奇妙な目でみられること少なかったです。

オープンカーの屋根にマウントして撮影した

オープンカーの屋根にカメラ部分をマウントして撮影してみました。
音質は正直聞けたものではありませんが、画質は文句なしです。途中で並走しているクルマを撮影している部分がありますが、クルマ番組で見られるような映像になっています。Feiyu Pocket 2Sであれば手軽に撮れます。

Makuakeでクラファン中

Feiyu Pocket 2Sは、現在Makuakeでクラファン中です。
ウリのカメラと本体を分離して撮影できることに興味が湧いたのであれば、是非ページにアクセスしてください。

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