HPが持っているwebOSの技術は、LGへ売却されるようです。結局、HPは上手く活かしきれず終いってことでになりました。
LG buys webOS from HP for use in smart TVs | The Verge
LGのの社長兼CTOであるSkott Ahn氏は、
「この技術により、LGはより直観的なユーザー体験を消費者に提供することが出来るようになるだろう」
と語っています。
確かに、webOSのユーザーインタフェースは、いまでも一線級のデザインです。ちなみに、これをデザインしたのは、Android 4のユーザーインターフェイスをデザインした「Matias Duarte」です。
現状で、大きなテコ入れ無しに使えると思いますが、多くの消費者は、iOSやAndroid 4のスムーズに動作するユーザーインターフェイスを観ているので、それと同様程度にチューニングする必要があるはずです。
また、webOSのユーザーインターフェイス技術は、SmartTVと使われるとされています。
転用は可能だと思いますが、webOSは、スマートフォン向けにデザインされたものなので、テレビで使うと距離が離れているのと、操作対象物が大きすぎるので、デザインを見直す必要があるはずです。
テレビとタッチ操作って、意外と難しいかもしれません。なにせ、何十年もボタンが並んだリモコンで操作して来たので。
日本に限りかもしれませんが、終演を向かえつつあるテレビには、何も期待を持っていないので、webOSが搭載されて、使い易くなったとしても、ワクワクする要素は少ないです。