煽ったわりには、尻つぼみ感が炸裂したVAIO Phone。
発表会の当日、現場に駆けつけた報道陣のがっかり感は凄かったのではないでしょうか。
$1000を超えても売れるのは、AppleとVAIOだけとか言われるくらいで、VAIOは確かにブランドではあります。これの名前を付けたスマートフォンが出るとなれば期待するのは当然です。
冷静に考えれば、SONYと袂を分けたばかりだし、仮に変態端末をリリースしても、数が売れないのは間違いありません。また、VAIO株式会社はSONYでPCを開発していたグループで、Xperiaとは異なるので、積み重ねのノウハウがあるワケではありません。よって、突然びっくりするような物が出てくるとも思えません。
VAIOという名前を付けたスマホを売って、他と差別化したい日本通信がいて、激戦区と言えども完全に無視は出来ない分野だし、これからのためにと話に乗ったVAIO株式会社の思惑が一致したのもかもしれません。
しかし、VAIOの名前が付いた製品を買う側すると、これを選ぶ理由、これを使う理由があると思いますが、中身は素のAndroidのようなので選ぶ理由、使う理由がなさそうに見えます。高い勉強代にならないと良いのですが。
自慢できるところがあるとすれば、VAIOのロゴが付いた黒い箱でしょうか。これは、iPhoneユーザーもやってないので、VAIO Phoneならではです。w
何かを期待されるというのは、嬉しいことではありますが、期待を受ける側は、なかなかのプレッシャーですね。
毎回ホームランが打てるワケではありませんし、次は「らしい」端末が登場してくるはずです。
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