お正月休みに読む本:コンピュータ史のおさらい

お正月休みに読む本:コンピュータ史のおさらい

今年も残り僅かになりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

恒例となっていた年末年始の旅行も今年はなしで、自宅でのんびりする予定です。

ということで、まとまった時間が取れるので、年末・年始で読むつもりで、いくつか書籍を購入しました。

なぜかと言えば、電子書籍は、持ち運ぶ時に邪魔にならないので、移動中の合間によく読んでいるのですが、紙は荷物になるので自宅で読むことになり進みが遅いので、この機会にいっきに読んでしまおうという作戦です。

シリコンバレーアドベンチャー

ASCIIの大原雄介さんの連載「ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情 」で、興味深い読み物として紹介されており当時が懐かしくなり購入しました。

1995年の本で、新書は購入できないので古本をアマゾンから購入しました。古本屋を回らずとも昔の本が手にが入るので便利です。

記事にも書かれているように、Go ComputingのGo Pointは、MicrosoftのWindows for Pen Computingに潰された形になりましたが、ペン操作はPalm OSやNewton OS、Windows Mobileと続くことになるので歴史を振り返る時には外せません。

私はリアル世代ですが、デバイスを触る機会はありませんでした。雑誌などで紹介されているのをみて、コンピュータと人の新たな接点が生まれて、実用化の過程と新たな時代の到来をワクワクして見ていたのを思い出します。

林檎の樹の下で

Appleを扱う本ですがジョブズ本ではなく、立ち上がったばかりのAppleを追った本です。良書として有名な本で何度か復刊されています。私は、読んだことがなかったので購入しました。

以下のサイトでは、漫画を含めた概要を読めるので興味のある方は、読むことをお勧めします。

「林檎の樹の下で」を読み終えたあとは、「レボリューション・イン・ザ・バレー」がオススメです。両方を読めば、Apple IからMacintoshまでの流れを知ることができます。

レボリューション・イン・ザ・バレーは、初代Macintoshの開発者がその過程をつづっている本です。シリコンバレーアドベンチャー同様に、新書で購入できませんが、アマゾンを調べてみると程度の良さそうな古本であれば¥2,500程度で購入できます。

熱い昔話も悪くないよね

いまのIT業界は稼ぐことができる業種として仕事に付いている人もいて、この両方の本で書かれている熱い人達が少なくなりました。身近なところでは、私よりも遥かに若い世代に、コンピュータはかくあるべきの話をすると、議論にならず「きょとん」とした表情になることがあり、寂しい気持ちになることがあります。

コンピュータが当たり前の物になりすぎて、思い入れがないのかもしれませんが、先の本で書かれた人達があってのいまだと知るのも悪くはないはずです。

 

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