持ち出して使ってみた印象
ポータブックを日帰り出張に持ち出して、空港や飛行機の中で使ってたので、その印象をまとめておきます。
カバンの中で場所を取る
日帰り出張でよく使うカバンに入れた印象は、厚みがあってカバンの中での納まりがイマイチでした。最近のノートPCは、世代を重ねるごとに薄型化されるのがトレンドです。キーボードの変形機能が邪魔して薄型化できなかったのでしょうか。
ポータブックのキーボードは、キーボードはタイプ音がほとんどしないので、回りの人に迷惑をかけずさり気なく使えます。これだけで、外出先も長文を書く理由になります。
フィンガーマウスは馴れ
光学式のポインティングデバイス「フィンガーマウス」は、馴れるとマウスのように操作できます。
私は、ThinkPadを愛用してこともあり、これのトラックポイントは操作とカーソルの動きが連動するので、フィンガーマウスよりは違和感なく操作できますが、長時間使っていると指が痛くなります。
ポータブックのフィンガーマウスは、ポインターの上を指先で撫でるように操作するので、長時間使っても指が痛くなりません。
飛行機のテーブルに置いて使ってみた
ディスプレイが開く角度が小さいのは、よく指摘されています。
飛行機のテーブルにポータブックを置いて使う分には気になりませんが、膝の上に乗せて使う時は気になります。
ポータブックを膝に乗せて使うと、タイプのたびに本体が揺れて使いづらいと感じます。また、専用ケーブが意外にかさばるので置き場所に困ります。
キーボードの変形が煩わしい
外出先で使って感じたのは「キーボードの変形と電源が連動しい」て欲しいでした。
ポータブックを使おうとすると、以下の手順になります。
- ディスプレイを開く
- キーボードを変形する
- 電源を入れる
一般的なノートPCと比較すると「2.キーボード変換する」だけ手間が多いので、使いたいと思った時にすぐ使えず煩わしく感じます。キーボードの変形に電源オンが連動すれば、使い勝手が良くなるはずです。
集中して書くだけのWindowsとして活用
安売りになってポメラと同価格帯になったので、どちらが買うべきなのかと考える方もいるはずです。
コンセプトが違うので両方を並べての比較は意味はありませんが、私は書くだけのWindows PCとして価値を見出しているのでポメラと似た扱いです。
ポメラよりポータブックに価値を感じるのは、名前だけのものではなくフルスペックのATOKが使えます。また、エディタも気に入ったものが選べますがポメラは選択できません。
他、書くためのツールとして以下を常用をしており、これの全てが使えるのもメリットです。
- Edge:調べものに使う
- Dropbox:他のマシンと原稿共有
- Instapaper:気になったウェブページの確認
- Wunderlist:やるべきことの確認
どれもノートPCでできます。
ただ、ノートPCは、あれこれと欲張ってアプリを入れた結果、これの通知などが邪魔してやるべきことに集中できない環境になります。ポータブックは、ハードのスペックに制約があり欲張れないので、専用機として割り切って活用すれば、気持ちよく使える環境になると感じています。
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