ずいぶん昔のように感じますが、実物を観るのが難しかったコロナ禍に「TAG Heuer Connected Calibre E3」を購入しました。
Wear OS搭載のスマートウォッチの中では、ハイエンド中のハイエンドです。
腕時計としての満足度は非常に高くて、腕時計の美しさとはどうあるべきかを指し示してくれました。これを半年使った印象は、ブログのエントリーにまとめていますので、よろしければご覧ください。
タグ・ホイヤー コネクテッド(第3世代)を半年使った感想 │ YASUOS.com
とは言え、いま、スマートウォッチとして見ると平均以下の存在です。
健康データの収集はOURA Ringに任せて、スマホの通知が確認できれば十分と考えることもできます。私は、こうした使い方で満足していたので、気分が乗った時には連れ出していました。
ただ、タグ・ホイヤーが現世代のConnected Calibre E4を購入することを条件にして行なっている下取りプログラムが気になっていました。下取り価格は¥101,000で、まずまずの価格で下取りしてくれるのですが、もうひとつ乗り切れずグズグズしていました。しかし、Connected Calibre E4の価格改定が背中を押してくれました。
Connected Calibre E4 Golden Bright Editionを購入
結果、10万円の追い金で「Connected Calibre E4 Golden Bright Edition」に乗り換えました。
これの価格改定前の定価は¥280,500です。どういった風の吹き回しか、2月23日より¥198,000に値下げになりました。同じタグ・ホイヤーの機械式腕時計は、3月5日以降に10%程度値上げになっているので、腕時計業界の常識が通用しないことも起こるものです。
購入したのは。ケース径が42mmのモデルです。これまでは、ケース径が45mmのモデルだったので、ワンサイズ小さな腕時計を選んだのですが、大正解だったと確信できるほど使用感に違いがあります。
最も分かりやすいのは重さです。
Connected E4のストラップ込みで90g、以前のConnected E3はストラップ込みで110gなので20gほど軽くなりました。わずか20gの違いですが、左手首がこの重さ以上に軽くなり清々しい気持ちで使えます。
小径化により、ケースの厚みが15.27mmから14.20mmになり、1.07mm薄くなりました。この僅かな差でも使用感に違いが出ます。分かりやすいのは、壁などに腕時計を当ててしまうことが少なくなりました。
最後、ストラップの太さが22mmから21mmになり細くなりました。
わずか1mmの違いですが手首への負担が減ったと感じています。レザーストラップなのも手首への負担が少ないと感じる要因となっていそうです。
いまに物足りなさを感じているならばオススメ
ケース、ストラップ、バックルのいずれも作りに不満はありません。
美しい造形と丁寧な作り込みのケース、そして、スムーズに回る竜頭、しなやかで肌触りの良いレザーストラップなど、これを体感すると他のスマートウォッチが霞んで見えます。
いまの使っているスマートウォッチに対して、何とも言えない物足りなさを感じているのであれば、思い切ってオーナーになる価値があると私は考えています。Connectedには精巧で美しい造形を持っており、これを身につけることで得られる満足感があるからです。これは他のスマートウォッチには無いもです。