久しぶりにMacの話題です。
ここ最近、愛用しているMacBook Pro 15-inch, Early 2011がカーネルパニックを起こして、再起動することが多くなりました。前々から問題があったのですが、その頻度が高くなったように感じています。まだ、二年も使っていないので、もう少し頑張って欲しいと思い、ここの数日、何が起こっているのか注意深く観察をして、現象が収まったので、そのいきさつをご紹介します。
カーネルパニックが発生するタイミングが、スリープに入るタイミング(恐らくディープスリープに入るタイミング)のようです。
それではと、まず、ハイバネーションモードを確認する為に、ターミナルを起動してして以下のコマンドを実行しました。
pmset -g
実行結果のhibernatemodeを確認すると、「7」の値が設定されています。
man pmsetで確認しても、0, 3, 25以外の値は書かれていないので、ポータブルのデフォルト値になる「3」に設定しなおす為に、以下のコマンドを実行しました。
sudo pmset -a h hibernatemode 3
この状態でしばらく様子をみましたが、やはりスリープに入るタイミングでカーネルパニックが発生します。
困ったなぁと思いながら、標準構成と違う部分を考えてみると、私のマシンでは、ハイブリッドHDDの「Seagate Momentus XT ST95005620AS」を使っています。
ここで野生感が働き、[システム設定]の[省エネルギー]を確認すると、[可能な場合はハードディスクをスリープさせる]にチェックが入っています。
ものは試しと、このチェックを外してみると、見事にカーネルパニックが収まりました。これで本当に正解のなのか分かりませんが、安定して動作するようになったので、しばらくはこの状態で使ってみます。これで、買い換えをしなくても良さそうです。