少し前の話ですが、AirPodsのファームウェアがv3.5.1に更新されたことが話題になりました。
http://www.macotakara.jp/blog/support/entry-31820.html
ファームウェアを自動アップデートする仕組みを用意しているところは、さすがAppleと言うべきですが、変更内容が明らかにされないのは、いつものごとくと言った感じです。
さて、v3.5.1で気になるのは、通話中にiPhoneとの接続が切れる問題が解消されているかです。2週間程度使い込んでみて、解消されているか検証してみました。
2週間使ってみた結果
結論から書いておきます。v3.5.1でも通話中の接続切れは発生します。
http://news.livedoor.com/article/detail/12579762/
livedoor NEWSの記事では、通話中の接続切れはiPhone 6sシリーズのみで発生しているようです。
私は、iPhone 6s Plusをが使っているので該当します。これは、Bluetoothがうまく動作しないことが時々あって、どうしてもダメな時は再起動で対処することがあります。
記事では、Apple Watchと使っている時にBluetoothの競合で接続切れは発生する書かれています。「Bluetoothの競合」とは、Apple Watchでも通話できるので、この機能と競合しているという意味なんでしょうか。これが原因であれば、AirPodsだけのファームウェアのアップデートは解消されず、iOSなりのアップデートがないと解消されませんが、他機種でも発生するはずです。
となれば、iPhone 6s Plusで使われているBluetoothチップなりが他と違うなどが考えられるが、このあたりの情報を得ることはできませんでした。
対策方法は?
私が検証した限りでは、Apple Watchを使っていない時も接続切れは発生することを確認しています。ただ、接続切れの頻度は低いです。
唯一の解決方法は、通話に使う時は片耳だけにすることのようです。これを実践する場合は、以下の使い方になります。
- 電話がかかって来たら、AirPodsのどちらかを外す。
- 外した方を無くさないようにポケットにしまう。
- 電話に出る。
と言った流れです。これでは面倒です。
であば、AirPodsを付けたままで、iPhoneで通話すれば良いだろうと考えて試してみると、通話がAirPods側に切り替わることがあり、iPhoneとで交互に通話しているような状態になります。(電話の相手がどんな印象を持っているかは分かりません)
ってことで、いまひとつ安心して使えないようです。
Appleの初物だから…
Appleの初物のハードウェアは、昔からトラブルを抱えることが多くあります。信者の私と言えども避けることが多いのですが、今回は貧乏くじを引くことになりました。
通話中の接続切れは、良い対策はなくAppleが修正してくれることを待つしかない、残念な結果となっています。
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