iPadは再び使える相棒になるのか?

iPadは再び使える相棒になるのか?

WWDCでiOS9の発表が行われました。
リリースは、OS Xやwatch OSと同じで今秋です。
iOS 9では、iOS 8が動作するすべての端末がアップデート対象となるので、iPad2とiPhone 4なども含まれます。iPad 2は、2011年3月の発売なので、Appleはずいぶん面倒見が良いことになります。

iOS 9で注目すべき点は、iPad向けのテコ入れが行われていることでしょうか。
iPadを使い始めてしばらくは、ノートPCを持たずにiPadだけで頑張っていた時期もありましたが、いまはMacBook Proを日々持ち歩いて使っていて、iPadはマンガを読む端末となっています。

私が、iPadを持ち歩かなくなった理由は、以下になります。

– マルチウインドウではない。
– マルチタスクではない。
– 日本語入力がダメ

iOS 9では、画面を分割して使えるスプリット・スクリーンモードが使えるようになりました。
Windows 8やSamsungのGalaxy Tabシリーズで実装していたものと同じものですね。パクリ・パクられは、IT業界の常なので、細かなツッコミは無しにしておきます。これで、調べ物をしながら原稿を書くは、その度にホームボタンをダブルタップして、アプリを切り替えていて、ストレスが溜まっていたので、随分使い易くなります。

スプリット・スクリーンモードが使えるのは、以下の端末になり、古めの端末ではダメなようです。

– iPad Air
– iPad Air 2
– iPad mini 2
– iPad mini 3

スプリット・スクリーンモードでは、2分割しても両方のアプリが動作するようで、マルチタスクが実現されることになります。

その昔、Appleは、バッテリーが持たなくなるので限定的なマルチタスクしか提供しないポリシーでした。
今回も前面にある二つのアプリしか同時に動作できないのかもしれませんが、こうした制約はユーザーの習熟度が上がっていくと足枷にしかならないので、いずれは撤廃されることになるはずです。(マルチタスクだから電池が持たないのは、造りようですから)ということで、マルチタスクもiOS 9で解決されそうです。

最後、日本語入力関連です。
iO 8で解禁したサードベンダーの入力アプリからも、Bluetoothキーボードを使って文字入力できるようになれば、私にとっては最高のツールなんですが、残念ながら何かアナウンスがされたワケではなさそうです。

もしかすると、Taptic Engineが付いたタッチパネルを持つiPadが登場することになるのでしょうか。スプリット・スクリーンモードも。大型のiPadが登場しますよという、分かり易い前振りと読むことができます。

ともかく再び使える相棒となりそうなアップデートです。

[amazonjs asin=”B00D8RXBSK” locale=”JP” title=”Anker® タブレット用スタンド 角度調整可能 iPad・iPad mini・Nexus 7等に最適【18ヶ月保証】 77ANSTAND-SA”]

Appleカテゴリの最新記事