Appleの新型キーボード「Magic Keyboard」が到着しました。
第1印象は、非常にコンパクトにまとまっていることでしょうか。また、変則的なキー配列でないないところも素晴らしいです。
私は、長らくLogicoolのK811を愛用しているので、これと比較しながらファーストインプレッションをまとめておきます。
キートップと打鍵感
K811のキートップは、中央が凹んだようにカーブしています。これのおかげでタイプした時に指がズレることなく、確実にキーを押すことができます。しかし、Magic KeyboardはノートPのような平らなキートップなので、慣れるまでは目的のキーの周辺を押すミスをします。慣れればタイプミスは減りますが、タイプしやすいのはK811の方です。
キートップのサイズは、Magic Keyboardが16mm×16mmで、K811は15mm×14mmです。サイズの違いはそれ程感じませんが、K811の方がキートップの角が丸まっているので、より小さく見えます。キートップの間隔は、Magic Keyboardが2mm、K811が3mmとなっています。キートップの間隔は1mmしか変わりませんが、これもタイプミスを誘発する原因かもしれません。
Magic Keyboardのタイプ音は、静がでペチペチと音をがします。
打鍵感は、MacBookのキーボードのようなスイッチを押したようなクリック感がするのではなく、ノートPCのそれと似ており強いクリックはありません。タイプ音は動画録ってあるので、こちらを確認してください。
キーストロークは、Magic Keyboardが1mm程度、K811が2mm程度です。
Magic Keyboardは、タイプすると常に底打ち感がするキーボードです。強めにタイプする方にとっては、これが気持ちのよいものではないと感じるかもしれません。
ファンクションキーが通常のキーと同じサイズです。日本語入力では、escキーを良く使うので使いやすくなりました。
あと、Apple Wireless Keyboardと比較してカーソルキーのレイアウトが変わっているので、使いづらいかなぁと思っていましたが、心配するほどでもなく違和感なく使っています。
造りは、隙がなく素晴らしい
ハードウェアの造りは、隙が無く相変わらず素晴らしい仕上がりです。
必要最低限の要素だけで構成させるミニマルデザインを否定しませんが、ある程度のスペースを確保できるデスクトップで使われるので、ここまで削ぎ落とす必要性があるのだろうか?と考えてしまいます。
使ってみるとそうでもないと確認できるのですが、余裕がないように見えて「せせこましい印象」を受けるんですよね。
Logicool K811には、キーボードバックライトがありますが、Magic Keyboardにはありません。
結論:純正にこだわる人向け
コンパクトキーボードはスペースが制限されているので、Appleと言えども最適解を導き出すのは難しいのかなぁという印象です。デキは悪くはありませんが、似た価格帯であれば、Logicool K811の方が良くできたキーボードと言えます。ただ、カタログ落ちして、流通在庫だけになって価格が高騰しているので、気になっているのであれば今のうちかもしれません。
とは言え、Macを使う限りAppleのファンである方も多いはずで、純正ならでは魅力には価値があるので、こだわる人にはお勧めできます。
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