Pebble Timeを1週間使ってみた印象

Pebble Timeを1週間使ってみた印象

年末・年始のフロリダ旅行に、Pebble Timeを着けていき使い込んだので、その感想をまとめておきます。

旅行中は、1日の中で何度がタイムゾーンが変わったのですが、iPhone 6s Plusのタイムゾーンが変わるのに合わせてPebble Timeの時間が変わるので、時間合わせをすることもなく使うことができました。

マジ、1週間使えそう

Apple Watchを持っているにもかかわらず、Pebble Timeを着けていった理由はバッテリーが持つからです。Apple Watchは、使えて1.5日なので旅行中も充電の世話をする必要があります。日常であればiPhoneを充電するのと同じタイミングで充電すれば良いワケですが、非日常を求めて出かけている旅行中は、日常の煩わしさからは少しでも離れたいと考えたからです。

結果は思惑通りで、1週間の旅行中で残り2日のところでバッテリー残量が30%を切ったので、念のために1度充電しただけでした。この調子だと1週間は使えそうなので頼もしいヤツです。

最近のガジェットの中で技術が脇役に徹しているという意味では、Pebbleは珍しい存在です。その昔、Palmがこんな存在でしたが、いまのバランス感覚を失うことはなく、時代に応じたベストバランスな回答を提示できれば、面白い存在であり続けるのではないかと思います。

電子ペーパーディスプレイは微妙かな

Pebble Timeのディスプレイは常に表示されていますが、バックライトは操作しないと点灯しません。それでも電子ペーパーディスプレイの特性のおかげで、太陽や照明の下であればクッキリと表示されますが、薄暗い場所では、表示内容を確認するのが困難なのでバックライトを点灯する必要があります。

バックライトは、手首を回すような仕草で点灯します。これ自体は面倒なことではありませんが、構成部品の特性を理解して使う必要があるのでイマイチだと感じる部分です。たとえば、暗い場所で動いていれば、薄く点けるといったことができると、使い勝手が良くなるはずです。

着け心地は良い

Pebble Timeは、1日(8時間以上)着けていても煩わしく感じことはありませんでした。これは、ケースが少しラウンドしていること、軽いこと、そして柔らかいバンドのおかげでです。正直、これほど着け心地が良いとは思ってなかったので意外でした。また、腕時計としてみると、プラッチック素材感と色、デザインのバランスが気に入っています。

UIは良いが軽快感がない

Pebble Timeから追加されたTime Lineは、時間軸に沿ってイベントが確認できる機能でよいアイデアです。Apple Watchでも「タイムトラベル」と称して似た機能を実装していますね。

Time Lineは、日の出・日の入りや予定だけではなく、着信通信も表示されます。通知も表示されるとよいのですが、これを含むと雑多になり、使いづらくなるかもしれないので、いまがベストバランスかもしれません。

また、アニメーションが多様されています。
見た目の華やかさもあると思いますが、ディスプレイに多くの情報が表示できない分、動きをつかって補足する意味もあるはずです。

操作は、タッチパネルなどではなくケース左右のボタンを使います。
間違いなく操作させるためか、ボタンを押した感じが重めで軽快に操作できません。たとえば、Apple Watchのデジタルクラウンを回すようにTime Lineが操作できるようになれば、価値が随分違ったものになるはずです。これらのボタンは、互換性を保つためになくせないと思いますが、ケース右側の中央ボタンは、デザインを工夫すれば竜頭のように回るギミックを持たせることはできそうです。もしかすると、次のモデルでは検討されているかもしれませんね。

想像以上です!

1週間使い込んでみた印象はこんなところです。
事前に想像していたよりも通知を受ける端末として、そして、腕時計としても使える印象を持っています。悔やまれるのは、メーカーレベルで日本語化されてないところですね。

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