私は、受信メールを検索するのにMail.appの検索機能ではなく、Spotlightを使って検索することがあります。どちらかと言えばこっちで検索する方が多くなっています。
理由はSpotlightの検索は、システムを横断検索するからです。
たとえば、メールの検索であれば、検索キーワードに一致する添付ファイルも一緒に検索するので、メールを検索した後で添付ファイルを探し出すような手間が省けることがあり、これが気に入っているからです。
でも不満はある
不満がないワケではありません。
たとえばSpotlightは、複数のウインドウが表示できません。違った検索条件で検索した時に結果を並べて比較することができません。
検索結果を比較したり、残したい時は検索結果の一覧の下にある「Finderにすべて表示…」を選択してFinderに表示していました。これで事足りるのですが、2段階に分けて操作している感じが面倒でしっくり来ていませんでした。代替アプリを探していて、最近気に入って使っているのが『Tembo』です。
Tembo — Easy and Efficient File Search Assistant
理想のSpotlight、それが『Tembo』
Temboは、Spotlightを踏襲する検索アプリです。
Temboは、複数の検索ウインドウを開くことができるので、検索を並べることができますし、検索結果を残して新たに検索することもできます。
また、検索結果をクリックひとつで、ソートしたり、絞り込み表示できる追加の検索条件が、ウインドウ横にあるのも見逃せません。たとえば、ソートであれば、最後に開いた日、修正日、作成日の条件が良いされており、クリックひとつでソートできます。
検索結果は、ドキュメントの種別ごとに表示されます。検索一覧には、先頭10件しか表示されませんが、リボンの右端にある「>」をクリックすると、すべての結果が確認できます。
Spotlightでは、検索結果一覧の横にプレビューが表示されますが、Temboではファイル選んでスペースキーを押すとQuick Lookで表示されます。素早くファイルの中身が確認できるので、目的のファイルを見つけ出すのにザッピングするには最適です。Quick Lookのプラグインも有効なので、たとえば、CSVなどを良く使う場合は、これのプラグインを入れておけば簡単に中身を確認できます。
設定画面では検索対象を絞る設定できます。私の使い方のように、メールやファイルの検索の用途がメインの場合は、DocumentsとMessageなどに絞っておけば、余計なファイルが検索されずに目的のファイルが見つけやすくなります。
Spotlightに不満がある人は試してみて
Temboは$15の有償アプリで、AppStoreでは1,800円で購入できます。
https://itunes.apple.com/jp/app/tembo-2.0-find-files/id1014969565?mt=12
Temboのような検索アプリは、好き・嫌いが分かれると思うので、ホームページにある試用版で合うアプリか試してみることをオススメです。
私は、Temboのおかげで捜し物をする時に効率が良くなり、手放せないアプリとなっています。Spotlightに不満を持っている人は、ためしてみてください。
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