以前、MacClean 2をこのブログで取り上げたことがあります。
MacClean 3のベータ版がリリースされた時にも試してはいたのですが、プライバシー保護を実行すると必ずアプリが落ちるなど動作が不安定で、安定して使えなかったのでブログでレビューとして公開するのは避けていました。
正式版がリリースされたので、あらためて試してみると動作が格段に安定しており、安心して使えるようになったのでご紹介します。
MacClean 3とは
MacClean 3の機能は、大きくはクリーンアップとユーティリティに分かれています。
クリーンアップ
- システムジャンクの削除
- インターネットジャンクの削除
- 悪質なCookie削除
- プライバシー保護
- セキュリティ問題(ウィルススキャン)
ユーティリティ
- クリーンアップ
- 最適化ツール
- 隔離エリア
- MacCleanアップデート
大筋はMacClean 2と似ていますが、MacClean 2は不要なファイルを削除するアプリでしたが、MacClean 3は、Macを常にクリーンで安全な状態に保てるアプリに進化しています。
https://www.imobie.jp/macclean/
気に入っている機能
MacClean 3には、多くの機能があるので、私が気に入っている機能をピックアップしてご紹介します。
悪質なCookie削除
これは、ユーザを追跡するよう悪質なCookieを削除してくれる機能です。
Safari, Chrome, Firefox, Operaが対象で、これからのCookieで悪質なものを削除します。私は、Safari, Chromeを併用しているので、ひとつの操作で複数を対象にしてクリーンな状態にしてくれるのは気に入ってきます。
最近のウェブブラウザーは、プラットホームに近いので、こうしたCookieを削除するような機能を乗せるはフェアな動作ではないかもしれませんが、プラットホームだからこそとも考えられるので検討して欲しいものです。
最適化ツールのiOSバックアップを削除
頻繁に使う機能ではありませんが、iTunesを使って取ったバックアップを削除する機能があります。
数台にわたってiPhoneやiPadを使っていると、歴代のバックアップがMacに残ったままになっていることがあります。これがディスクの肥やしになっているだけなので削除することができます。
私の場合は、古いiPadのバックアップが残ったままだったので、これを削除することができました。また、デバイス単位ではなく、デバイスで世代管理されているバックアップの一部を削除することもできます。
ウィルススキャン
ウィルススキャンも搭載されています。
セキュリティデータベースをアップデートする機能もあるので、ある程度の信頼性して使うことができそうです。
これは、対象がMacだけなのか、それともWindowsも含めているのかが気になるところです。
両方に対応しているのであれば、いま使っているAVGから切り替えても良いかなぁと考えています。
動作が安定して安心して使える
冒頭でも触れましたが、ベータ版の頃は安定して動作せず、常用できるアプリではなったのですが、正式版では激変しています。プログラマの人達は、相当頑張ったはずです。
こうした類のアプリは処理中に落ちると、異常な状態なままで残る可能性があるので、安定性が重要なポイントになりますが、MacClean 3は安心して使えるアプリになっています。
欲を言えば、すべての機能が人が操作して実行する必要があるので、ファイル削除などは、一定のルールのもとで定期実行できるとより便利になるはずです。