凝った造りと価格が魅力『iClever IC-BK15』 Bluetoothキーボードレビュー

凝った造りと価格が魅力『iClever IC-BK15』 Bluetoothキーボードレビュー

私は、病気とも言えるレベルのキーボードのコレクターで、気になるキーボードがあれば買わないと気が済まない性分です。こんな私に、iClever様からキーボードのレビュー依頼をいただいたので喜んでお引き受けしました。

これはなに?

Bluetooth接続のキーボードで、英語配列、テンキー付きです。
3台までペアリングできて、Fnキー+数字キーで接続先を切り替えます。キーボードは、バッテリー駆動で充電はmicroUSBです。バッテリーケース部分が足になって、キーボードを机の上に置いた時に適切な角度が尽きます。

IC-BK15は、キーボードの下段のキートップが凸形状になっており、これ以外のキートップが型に凹形状になっています。パンタグラフ式でキーピッチは19mmです。IC-BK15は、Windows、Android、iOS、macOS対応で、これが使えないOSはありません。

なつかしのキートップ

昔は少し手の込んだキーボードだと、IC-BK15のようにキーボード下段のキートップとこれ以外のキートップで異なる形状をしているのが当たり前でした。近年はコスト削減のためか、こうしたキーボードをみることができなりましたが、IC-BK15で久しぶりにみることになりました。¥4,000を切るキーボードで、こうした配慮がされているのは他には無いはずです。

スペースキーやAltキーが盛り上がっていることが確認できる
キートップがへこんででいることが確認できる

そのキートップは、軽く触ってもグラつくこがなくてしっかりしています。
キータッチは、Apple純正のキーボードと比較すると押下圧が高くてずっしりしています。キーを押し下げた後の戻りが早いので、押下圧が高いのさえ馴れてしまえば小気味よく入力できるキーボードです。

タイプした時の音質は、Apple純正キーボードがペチペチとすれば、IC-BK15はパチパチです。タイプ音は、IC-BK15の方が大きいので耳障りかもしれません。

Blueooth 5.1で接続できる

特筆すべきは、Bluetooth 5.1で接続できるところです。しかし、私の環境だとBluetooth 5.1に対応している端末はなくて、iPhone XRがBluetooth 5.0に対応しているくらいで他は4.2対応です。

iPhone XRで長文のエントリーを書くのは嫌なので、Chuwai様に提供いただいて最近使い始めたHi9 Plusとの組み合わせで使ってみました。

ATOKとの組合せで使ってみた

ATOKの場合、入力モードの切替は「Alt+Space」です。IC-BK15は、Spaceキーの横にAltキーがある配列なので、macOSを英語配列キーボードで使う時の「Command+Space」と同じ感覚で日本語切り替えができます。

普段はmacOSを使っていて、これと同じ感覚で使えるのでうれしくて、これだけで使い続ける理由になります。

Apple純正キーボードとの比較。テンキー分だけ大きくなっている。キーレイアウトは同じ。

接続は抜群に安定していて、これを書き上げる間は接続が切れることもなく、チャタリングの発生せず快適でした。

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