AirPodsに変わる完全ワイヤレスイヤホンのリファレンス機「WF-1000XM3」レビュー

私は、定期的に新しいイヤフォンが欲しい病が発症します。これには効く薬がなく、イヤフォンを買うか、心落ちつかせて時が経つのを待つしかありません。今回も心落ちつかせて時間経つのを待ちましたが、病気が治まらなかったのでSONY WF-1000XM3を購入しました。

オーバーヘッドフォンの「WH-1000XM3」が気になっていたのですが、悩んでいる間に購入の機会を逃したので、ノイズキャンセル付きの新作が気になる物であれば買おうと決めていたのでした。



音質とノイズキャンセルは?

WF-1000XM3を使って最初に感じたは「音がいい」でした。
これまで使ったイヤフォンの中では、B&O Play E8の音が自然で気に入っていたのですが、これを上回るか同等の音質です。私の印象は楽曲によって、WF-1000XM3の方が音のキメが細かな印象を受けます。

手前がB&O Play E8で奥がWF-1000XM3

正直、音質には期待をしてなかったので、音を聴いた時は「これが、SONYの本気か」と考えてしました。私が知っている限り、完全ワイヤレスのイヤホンでは、最高の音質ではないでしょうか。

WH-1000XM3と同等のノイズキャンセル性能なので、その効果は折り紙付きと言えます。
使い始めは、これまで使っていたBOSE QuietControl 30と比較して、ノイズキャンセルの効果が薄いと感じていますが、これはイヤーチップが耳にあっておらず、隙間から外の音が聞こえていたためでした。私に適した物に交換したら、ノイズキャンセルの効果が実感できました。

標準で6種類のイヤーチップが付属

音質もイヤーチップで随分変わるので、付属品の中から自分に合うものを選ぶ試行錯誤することをオススメします。

人の行動に応じてノイズキャンセルの効果を変化させる「アクティブサウンドコントロール」は面白い機能です。これに加えて居場所でも効果を変更できれば、より使えると思います。たとえば、オフィスと空港でノイズキャンセルの効果を変更できれば、より使えるものになります。

接続の安定性

前モデルのWF-1000Xは、発売当初から音切れが話題で買わず終いでした。WF-1000XM3は、これの新モデルで起死回生のモデルです。

前モデルで問題が多かった接続の安定性ですが、WF-1000XM3でも接続が切れることはありますが許容範囲です。ただ、AirPods 2ndと比較すると音途切れの発生は多いと印象ですが、AirPodsも音切れしないワケではないので完璧な物はありません。

音切れは、人が多いところへ行った場合にイヤフォンのどちらかの接続が切れることがあるのと、ごくまれに左右どちらかのイヤホンしか再生されないことがあります。これは、設定で音質優先モードにした場合の話しで、接続優先モードの設定にするとまた変わるのかもしれません。

使い勝手と装着感

WF-1000XM3には装着検知機能があって、ケースから出して耳に着ければ自動的に接続されて外せば再生が停止します。これは、AirPodsと同じ動きです。

本体にタッチセンサーがあり、タップの仕方でいくつかの機能を使い分けられます。
たとえば、右側だと

  • シングルタップ:再生/停止
  • ダブルタップ:曲送り
  • トリプルタップ:曲戻し
  • タップ&ホールド:ボイスアシスタント

の機能が割り当てられています。
これはとても覚えられないので、別の方法がないものかと考えます。
たとえば、Xperia Earで実装されていた音声UIのように、シングルタップしたあとで実行する機能を聞いてくれる仕組みがあっても良いかもしれません。

タッチ操作は、 とても使いこなせる気がしない

装着感は、AirPodsほど軽くはなく、B&O Play E8ほど心地良くありません。ただ、長時間耳に着けていて痛くなることはありません。8.5gの重さ(AirPodsは4gです)でも大きいボディを活かした3支点構造でフィットさせているので、何かの拍子に外れたりズレることなく安定感は抜群です。

弱点がなく高い満足度

WF-1000XM3は、良い使い勝手、高音質、最高レベルのノイズキャンセルと3拍子揃っているイヤホンです。これまで、日頃はAirPodsを使い、音楽に浸りたい時はB&O Play E8と使い分けていました。WF-1000XM3には、弱点らしい弱点がないので、これだけで運用しようかと考えています。

価格が2.8万円前後なので、これで高い満足度が選らなければブランドが揺らぐと考えましたが、素人が余計な心配をした恥ずかしくなるほどの素晴らしい仕上がりです。





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