持ち運びPCは出来るだけ小さくて軽い方が良いけど、画面は広い方が良いってのは贅沢な悩みです。
仕事用として、MacBook Pro 13インチを使っているのですが、時々、画面が狭いと感じることがあって、15インチにすれば良かったかなぁと思うことがあります。となれば、サブディスプレイを導入するしかありません。
最初に思い付くのがiPadをサブモニターとして活用する方法です。iPadを一緒に持ち歩いていたこともありますが、サブディスプレイとして見れば荷物としては重くて大きいので、次第に持ち歩くことがなくなりました。また、多くのことがiPhoneだけで済むようになったのもiPadを持ち歩かなくなった理由です。
購入したモニターのスペック
画面が狭いと感じるストレスは続いていて、なにか良い選択肢がないか検討を続けていました。そこで、最近手頃になって来ているポータブルモニターに目を付けました。Amazonを物色していると、8インチ前後のサイズであれば、1万円を切る価格で販売されています。
中でも解像度がフルHD以上かつ、USB-Cで接続できるモニターで、評判が良さそうな「8.9ポータブルモニター」を買ってみました。メーカー名が書かれていませんが、MageDokというメーカーの「MageDok 089A」という商品です。
モニターのスペックは、こんな感じです。
サイズ | 8.9インチ |
パネル | a-Si TFT-LCD |
解像度 | 1920 x 1200(WUXGA) |
アスペクト比 | 16:10 |
輝度 | 350cd/m2 |
コントラスト比 | 800:1(Typ.) |
視野角 | 170° |
インターフェース | miniHDMI, USB-C |
サイズ | 219.5 x 150 x 11mm |
重さ | 405g |
サイズと重さ供に、iPad未満でiPad mini以上といった感じです。
スタンドとケーブルが付属していますが、ケーブルは、USB-A -> USB-C、miniHDMIケーブル以外に、商品説明には書かれていないUSB-C -> USB-Cケーブルが付属していました。
MacBook Proとの接続は、USB-Cケーブル一本でシグナルと給電がまかなえるので、すっきり納まるのが大きなメリットです。また、16:10のアスペクト比なので、画面上部にメニューバーが鎮座するmacOSでもフルHD分の表示エリアが確保できます。
こんな感じに使っています
画面が少し小さいかなとも思いますが、持ち運ぶにはこのくらいがちょうど良さそうです。
macOSで使う場合は、解像度が1920 x 1200, 1600 x 1000, 1344 x 840, 1024 x 640から選択できます。1920 x 1200でdot by dotですが、文字が小さいと感じる場合は解像度を低くして使う方法もあります。私は、1600 x 1000の設定で使っています。
表示品質には不満はありませんが、素のままでmacOSで使うと白っぽい表示になるので、モニター側の設定でECOをTEXTに変更しています。
1日使ってみた感想は、このサイズでもサブモニターがあるのは便利です。
たとえば、何を参照しながら資料を作ったり、メールの返事を書くことがよくあり、作業はメインディスプレイ、情報表示をサブディスプレイという使い方をすることで、ウインドウの切り替えが極端に少なくなるので随分効率が上がります。サブモニターはサイズが小さいので、アプリを全画面で表示していました。