出張に持ち出してモバイルモニターを活用していました。もう少し大きいサイズの方は良いかなぁと思いますが、ホテルの限られたスペースで使うことを考えると8.9インチで良かったです。
さて、今回は持ち運ぶ時にどうしているかです。
ディスプレイなので裸で持ち運ぶと、画面を割ってしまう可能性もあります。なんらかケースを使う必要があります。モニターは自立できる足がないのでスタンドも必要です。
これを兼ね添えたものといえば、タブレット用のケースです。タブレットの画面を保護とスタンドになるケースが多く存在しています。
ただ、タブレットではなくてモバイルモニターなので、物選びは注意が必要になります。
たとえば、iPad用として売られているケースでも、フレームを使ってケースを固定するような使えません。タブレット本体の四隅をバンドで固定するような物を選ぶ必要があります。加えてスタンド機能も欲しいわけです。
汎用のタブレットケース「TB-10FCHBK」を購入
選んだのは、エレコムのタブレットケース「TB-10FCHBK」です。
8.5インチから10.5インチのタブレットに対応するケースなので、8.9インチのモバイルモニターで使うと、大きくて周囲に余白が3cmほどできます。
このケースは、メーカーがフレキシブルバンドと呼ぶシリコンバンドをモニターの四隅をひっかけて固定します。フレキシブルバンドは、四隅ではなくモニターを固定する面の全体にあるので滑り留め防止の役割も兼ねています。
想像していたのは四隅にゴムバンドが付いたものだったので、購入直後はフレキシブルバンドの役割が分からなくて困惑しました。外箱の説明して使い方がわかり、取り付けてみるとうまく固定されて横置きしてもズレないので、よくできていると納得しました。
次にスタンドです。
ケースのモニター側のフリップをケース裏側のフリップにあるスリットに差し込んで、二等辺三角形のような形を作ってスタンドにします。スタンドの角度調整はありませんが、2種類の置き方ができます。ひとつは、底辺を机に置いてモニターを自分の方に向けて立てる置き方と、もうひとつは、頂点を手前、底辺を奥側に置いてモニターに少し角度を付ける置き方です。
置き方を変えると接続ポートの位置が変わると、モニターの表示向きを回転する必要があり面倒なので、アプリによって置き方を変えるような使い方は不向きです。
ひとまず、これで安心して持ち運べる環境を作ることができました。