Tribit様より、Bluetooth接続の360度スピーカー「Stormbox」をご提供頂いたのでレビューします。
これはなに?
Bluetooth接続のポータブル型の360度スピーカーです。
スピーカーの出力は24W、IPX7の防水対応、サイズは長さが180mm、横幅が68mm、重さが545gです。
本体に、microUSBで充電する2600mAhのバッテリーを搭載して、最大で20時間連続再生できます。低音を強調するX-Bass技術を搭載しており迫力のある音が楽しめます。また、マイクを内蔵しているので、スマホとペアリングしていれば通話ができます。
Tribitのスピーカーは、BOSEやJBL、UEと並び、CNETの「Best Bluetooth Speakers 2019」に選出されており高い評価を得ています。
予想を裏切るイイ音
スピーカーは、前面に大きさ操作ボタンがあり、UEのスピーカーと似たデザインだったので、音質にはあまり大きな期待をせずにスマホとペアリングしました。Bluetoothは、4.2に対応しています。Amazon Musicでお気に入りの楽曲を再生すると、予想を上回る音質で再生されます。見た目で期待できないかもと判断した自分が恥ずかしくなります。
低音を強調するX-Bassをオンにすると、スピーカー上部の振動板がバスドラムに合わせて上下に振動しはじめて、低音の迫力がグンと増した音が再生されます。これで、ダメなスピーカーだと中・高音が低音に埋もれますが、こんなこともありません。CNETのBest Bluetooth Speakersに選ばれるのは伊達ではありません。
音楽はポップを中心に聞きましたが、心地良く音楽を楽しめるスピーカーです。
BOSE SoundLink Revolveと比較してみる
私は、Bose SoundLink Revolve Bluetooth Speakerを常用しているので、これとも比較してみます。
正直、BOSEのスピーカーから再生される武骨な低音は好みではなく、長時間聞いていると聴き疲れすることがあります。にも関わらず、SoundLink Revolveを使っている理由は、360度スピーカーとして優れていると考えているからです。これは、このサイズのスピーカーから再生されていると思えないほど、広がりのある音が再生されます。また、低音かた高音までバランスよく音が再生されます。音楽だけでなく、映画の音を再生していると背景音まで確認できます。
Stormboxも同じ点をで見ていくと、低音はX-Bassを有効にしても武骨さは感じませんが、私は嫌味がなくて好みです。音の広がりは、部屋中に音が行き渡る印象はなく、置いている場所で音が再生されていると分かります。最後、音質は悪くはありませんが高音の抜けが悪く感じます。
価格を比べてみるとSoundLink Revolveは、Amazonで¥22,680です。一方のStomboxは、1万円を切る¥6,880です。これだけ価格が違うと比較する相手が悪いとも言えます。
カジュアルに付き合えるスピーカー
Stormboxは、手頃な価格でクーポンを提供すれば、¥5,581で購入できます。音とカジュアルに付き合う人には、オススメのスピーカーです。