音楽がもっと聴きたくなるイヤホン『SIMGOT MT3 PRO』レビュー

SIMGOT様より、モニターイヤホンの『MT3 PRO』をご提供を頂きましたので、レビューします。完全ワイヤレスのイヤホンばかりを使っており、有線接続イヤホンを使うのは久しぶりです。



丁寧なつくりのパッケージ

厚紙の外箱を開けると、中には小箱がいくつかありパーツごとにパッケージされています。いい物を買ったと思わせる演出で、使い始めるまでの期待が高まります。

パッケージには、イヤホン本体とケーブルの他に、紙のマニュアル類とイヤピースが付属しています。マニュアルは中国語と英語の表記です。補償カードには日本語の表記がありました。持ち運び用のポーチも付属しており、これには「SIMGOT」のロゴと供に「Salute to Art and Science」が書かれています。

他、3.5mmのイヤホンジャックにカバーが付いていたり、ケーブルの結束バンドにも「Salute to Art and Science」が書かれており、細部にまで気を配って造られていることが感じられます。

キャラの異なる2種類のイヤピースが付属

MT3 PROは、10mm高磁気複合ダイナミックドライバーが使われており、再生周波数帯域は15kHzから40kHzになり低音から細かな音まで正確に再現します。これから再生される音をキャラの異なる以下のイヤピースでチューニングします。

A. クリアなサウンドで中・高音を重視。
B. 周囲の騒音をカットして低音を重視。

両方とも素材はシリコンです。異なる素材でキャラクター分けをしているのでなくて、装着感の違いでキャラクターが作られています。見た目を比べると、Aの方が長さが短くて、Bの方が長くなっています。Bの方が耳の奥まで入るので、周囲の音がカットされることになります。供にサイズは、S、M、Lです。

くらべてみると、Aは伸びやかな高音が再生されます。Bの低音は分かりませんが、周囲の音がAよりもカットされているのは実感できました。私は、Aを装着した時に再生される音の方が好みなので、こちらを常用しています。

高品質かつ取り回しのし易いケーブル

単純に柔らかくて、取り回しがし易いケーブルだなぁと感じたのが最初の印象ですが、このケーブルは、高純度無酸素銅線が使われており、信号の損失を極力減らすのが特徴です。

ケーブルとコネクタの結合部分、そして、イヤホンまでY字に2分岐する部分に、金属のパーツが使われています。ここは、テカリが抑えられたシルバーで、見た目が良いだけなく耐久性は高そうです。

ケーブルは耳かけ式で、メガネの耳かけのようになっています。着ける時は、これの間を広げます。手元のShure SH215のケーブルは形を自在に変えられますが、こうした作りではありません。また、ケーブルに再生や音量のコントローラーはありません。

USB-Cに接続する変換アダプタは付属していないので、イヤホンジャックのないスマホで使う場合は別途用意する必要があります。

着け心地が良い

ハウジングは半透明とシルバーのツートンで、デザイン的な特徴です。半透明の部分は、ピンク、グリーン、クリア、ブラックのバリエーションがあります。私は、クリアを提供して頂きました。ケーブルも透明感のある美しい仕上がりで宝飾品のようです。このイヤホンは、聴覚だけでなく視覚でも楽しめるイヤホンです。

大柄なハウジングですが私の耳にはジャストフィットです。
耳に強く押し込まなくても正しく装着されるので、私用にあつらえたような装着感のイヤホンです。おかげで長時間使っていても、耳が痛くなったり疲れません。

キラキラな音質

MT3 PROは、中音・高音の解像感が高く綺麗に聞こえるので、聴く楽曲どれもヌケがよい音で再生されます。私は、低音が強調された音質よりも中・高音が強調されている音が好みなので、MT3 PROはストライクの音質です。音は、キャラクター付けがされているので、これが耳障りに感じる人も居るかもしれません。

これらの印象は、先で紹介したAのイヤピースを使っているせいもあります。Bに変えると好みではなくなります。ただ、外出先でよく使うのであれば、外部から音をより遮断するBのイヤピースを使うのが良いかもしれません。

イヤホンを見直すキッカケに

MT3 PROを使ってみて有線接続のイヤホンの良さを見直すきっかけになりました。
これを使わなくなった理由はケーブルが邪魔だからですが、MT3 PROをしばらく使ってみて、これで使われているような柔らかいケーブルであれば、邪魔だと感じることが少なかったのは予想外でした。
ケーブルが煩わしくて、これまでBluetoothイヤホンに拘っていた自分はなんだったのか?と感じる結果になりました。

音楽がもっと聴きたくなるイヤホンMT3 PROは、ワイヤードイヤホンの良さを再認識させてくれた製品で、音楽を聴くのが楽しくなるイヤホンです。手持ちのイヤホンを見直してみようかと考えています。





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