株式会社エム・エス・シー様より「Freedy 65W マルチポートチャージャー USB PD 3.0 & QC 3.0 準拠 USB ACアダプター」をご提供頂きましたので、ご紹介します。
ご提供頂いてから2泊3日の出張に持ち出したので、ホテルでの使用感も合わせてレビューします。
小さいのは正義です!
窒化ガリュウムを使ったACアダプタなので、サイズがMacBook Pro 13インチ付属の61Wアダプタと比較して55%も小さく、重さは142gなので小型・軽量です。また、折りたたみ式のプラグなので、普段持ち歩いているPeakDesign Tech Poachにも難なく収納できて持ち運ぶことができました。
余談ですが、このPeakDesignのTech Poachは、抜群のサイズ感のうえに、考えられた収納ポケットも沢山あるのでとても気に入っています。出張用や普段使いとして、バッテリーや充電器を収納して持ち運ぶポーチが欲しいと考えている方は、ぜひ検討してください。後悔はしませんよ。
ポートはType-C x 2とType-A x 1の組み合わせ
このACアダプタは、USB Type-Cが2口とUSB Type-Aが1口になります。
Type-Cの方はUSB PDに対応しており、Type-Aの方はQC 3.0に対応しているので、充電器としては文句なしのスペックです。
ACアダプタの最大出力は65Wですが、ポートの使い方で出力が変わります。
たとえば、USB PD 65Wと書かれたポートだけを使うと、65Wが出力されます。USB PD 65WとUSB PD 18Wを使った場合は45Wと18Wの出力、すべてを使うとUSB PDが45Wと10W、Type-Aが10Wの出力になります。
USB PD 18WでiPhoneを急速充電しながら、USB PD 65WでMacBook Pro 13インチを充電すると、USB PD 65Wの出力は45Wになります。よって、ACアダプタで給電していても、限界性能までMacを使うと充電されずに、バッテリーが消費されていくので注意が必要です。
2箇所のホテルでの使用感
ホテルのコンセントと言えば、数が少ないのと使いづらい場所に付いている典型です。ある意味、過酷な条件でFreedy 65W マルチポートチャージャーは使えるのか検証してみました。
熊本市内某所のホテル
まずは、熊本市内某所のモダンな造りのホテルです。
コンセントは、壁際・カーテン際にありました。
写真を見て頂いて分かるように、ACアダプタのサイズが小さいので狭い机の上でも邪魔になることはなく難なく使えました。
もうひとつ、上からの写真。
ACアダプタがコンセント回りをどの程度専有しているか確認できます。見てのとおり、サイズが小さいので横にあるLANポートを潰しません。
鹿児島市内某所のホテル
次に、鹿児島市内某所のビジネスホテルです。
机の前に鏡があって、その下にコンセントがある少し古い作りのホテルです。
こうしたコンセントは使いづらくて、ACアダプタによっては本体が机につっかえて使えないことがありますが、難なく差し込むことができてすべてのポートが使えました。
安心して使えるACアダプタ
アクシデントでもあればブログネタとしては盛り上がるのですが、今回の2泊3日の出張では、どのホテルでも難なく使えて、PCやガジェット、モバイルバッテリーの何の支障もなく充電できました。日本メーカーの製品なので、寝ている時も充電したままにして安心して使っていました。
気になるところをひとつあげれば、USB PD 65Wを使って充電中に、USB PD 18Wを使うためにケーブルを差し込むと、一瞬ですが給電が中断されます。この動きは、バッテリーを充電している分には問題はありませんが、給電目的で使っていると機器に支障が出そうです。USB PDでの給電量を計算しているのだと思いますが、給電が中断されない改善ができるのであれば、次モデルで検討して頂きたいです。
さて、私は1軍のガジェットとして、これからも活用させて頂きます!