発売目前のスマートバンド「HUAWEI Band 6」を数日使ったのでレビューするよ

発売目前のスマートバンド「HUAWEI Band 6」を数日使ったのでレビューするよ

HUAWEI様のご厚意で、スマートバンド「HUAWEI Band 6」を発売前に貸し出ししていただけたので、数日使ったレビューを公開します。組み合わせて使ったのは、最近気に入って使っているJelly2です。

https://consumer.huawei.com/jp/wearables/band6/

YouTubeにもHUAWEI Band 6のレビュー動画を公開しています。よろしければ、こちらも合わせてご覧ください。チャンネル登録といいね評価もよろしくおねがいします。

大型ディスプレイが目を惹く

まず、目を惹くのは大型化されたディスプレイです。
サイズは1.47インチのAMOLED、解像度は194 x 368ピクセルです。鮮明さは文句のつけよがありません。ただ、自動輝度調整機能がないのか、屋外の日の当たるところは見づらいと感じることがあります。

従来のスマートバンドと比較すると、ディスプレイの解像度が高いので多くの情報が表示できます。分かりやすいのはスマホの通知表示で、Facebook Messengerであれば、メッセージの内容がすべて確認できます。

操作の基本はタッチです。他のスマートバンドと比較すると、操作面となるディスプレイが大きいので操作がし易く誤操作は少ないです。小さなディスプレイは指が操作対象を覆い隠して、これが誤操作の原因になります。ユーザーインタフェースがゆったりした造りなのは、誤操作を嫌っての設計だと思います。ただ、通知の文字のサイズを見るたびに、もう少し小さくても良いかなと考えてます…

上位機種のHUAWEI WATCH FITは、ディスプレイがより大きくとって付けたように見えて、好みではなく気にしていませんでした。しかし、HUAWEI Band 6を使って、自分の腕に着けてみるとディスプレイが意外に小さいと感じて、さらに大きなディスプレイが欲しいと考えるようになり、HUAWEI WATCH FITが気になりはじめています。

https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-fit/

着け心地は軽い

バンドを付けた状態の重さは29g(実測)です。
軽さをどう表現するか悩ましいところですが、500円硬貨4枚分程度とするとイメージしてもらい易いかもしれません。この重さなので着け心地は軽くて長時間付けても苦になりません。バンド型は腕との接地面が少なくて負担が少ないのですが、半日着けた腕はこんな感じで後が残っています。

着け心地の良さの秘訣は、ポリカーボネイト製のケースにもあるかもしれません。
ケースにステンレスなどの金属を使えば質感は上がりますが、この軽いつけ心地は実現できなかったはずです。
ケースの塗装に安っぽさは感じません。フィットネスバンドは、汗や水、皮脂などがある過酷な状況で使われるので、塗装が剥がれるなどのトラブルはあるかもしれません。また、本体は薄く見えますが11mmくらいの厚みがあります。1日着けて使った限りは、シャツやトレーナーの袖にひっかかって使いづらいということはありませんでした。

通知が見直せるスマートバンド

いまどき、スマホと連携して通知が確認できるスマートバンドは珍しくありません。しかし、受信した通知を後で見直せるスマートバンドは少なく、通知が来た時に確認しないと見逃した扱いになるバンドもあります。HUAWEI Band 6は、受信したスマホの通知を最大で10件まで振り返ることが可能です。これを十分と見るか少ないと見るかは使い方で変わりますが、振り返ることができるのは素晴らしいです。

デフォルト値に疑問

96種類のワークアウトを認識する機能があります。私はウォーキングくらいしかしないので、これほどの数が認識されても宝の持ち腐れです。

ワークアウトを自動認識する機能がありますが、なぜか設定でオンにする必要があります。これに気づいたのは、1日の行動を振り返った時に朝晩のウォーキングが記録されてなかったためです。自動認識機能があるにもかかわらず、デフォルトでオンになっていないのは疑問です。

同じ疑問は他にもあります。HUAWEI TruSleep 2.0や血中酸素の常時計測を標準はオンではなく、ユーザーがオンにする必要があります。どちらもバッテリーの駆動時間が短くなる要因なので、ユーザーの操作でオンにさせたいのかもしれませんが、TruSleep 2.0や血中酸素の常時計測機能を期待して買うはずなので、デフォルトでオンでも良いのではと感じます。

ニューノーマルに対応した機能がほしい

血中酸素濃度の計測は、新型コロナの症状をいち早く察知するのに役立ちそうです。
より身近に出来る対策として、定期的に手洗いを通知する機能や手洗いのカウントダウン機能があっても面白いと思います。これは、新しいセンサーを搭載することなく、ソフトウェアだけで実装ができます。私が愛用しているGalaxy Watch Active 2はアプリを入れることで実現しているので、これもアップデートで実装されないかと期待します。

まとめ

使いはじめて数日しか経過していませんが、機能的は全包囲網でスマートウォッチ感覚で使えます。これにFeliCaが搭載されれば、もう言うことはありません。あと、バッテリーが持つのは、毎日充電する必要がなく面倒がなくて良いですね。

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