スピーカー内蔵の小型プロジェクター「Pico Cude」を株式会社フェリクロス様より、お借りしましたのでレビューします。
商品はMakuakeで販売しています。気になる方は以下のリンク先を参照してください。
https://www.makuake.com/project/pico-cube/
Pico Cubeとは
超小型プロジェクターで、サイズは55mm x 55mm 55mmの172gです。
名前の通り小型かつキューブ型のプロジェクターです。本体は2500mAHのバッテリーを内蔵して。実測で2時間は動作します。1.5Wのスピーカーをひとつ搭載しているので、これだけで済むオールインワンの小型プロジェクターです。
Pico Cubeは、DLPプロジェクタなので色の再現性が高くて鮮やかな映像が映し出されます。
明るさは100ルーメンなので、昼間のリビングで使うなどには向きません。解像度は、WVGA(854 x 480)です。フルHDも入力できますがダウンスケールされます。
フォーカスは自動調整ではなく、本体横のダイアルで手動調整します。
映像の入力インタフェースは、HDMI、microSD、Wi-Fiが使えます。
microSDは、カード内に保存した映像を再生します。Wi-Fiは、miracastとAirPlayに対応しています。これの使い勝手は後ほどご紹介します。
パッケージには、リモコンとスタンド、電源アダプタが付属しています。
リモコンは、入力ソースの選択や音量の調整などができます。ただ、電源オンの操作は本体のボタンを押す必要があります。
スタンドは、高さが12.5cmです。これを使うと角度を付けて投影できます。スタンドの固定部はネジ式で、カメラの用のスタンドが流用できます。
電源アダプタは、出力が5V 2.0Aです。充電は本体のmicroUSBで行います。
付属の物ではなくANKERのUSB充電でも問題なく充電ができました。また、給電しながらでも使えます。
Wi-Fi接続の使い勝手
HDMIにChromecastを接続すれば汎用的には使えますが、コンパクトにまとまるPico Cubeの良さがスポイルされます。よってWi-Fi接続での組み合わせを使うことになります。
メーカー側は、安定した状況で楽しむために、HDMIかコンテンツをmicroSDにダウンロードすることを進めています。
この機能を使う前に、自宅のWi-FiにPico Cubeを接続する必要があります。
設定方法はマニュアルにも記述されているので省きますが、Pico CubeがWi-Fiのアクセスポイントになっており、これにアクセスしてウェブ画面から自宅のWi-Fiへ接続するように設定します。
接続方法は、AndroidやWindows向けのMiracastとiOS向けのAirPlayのどちらかを選択できます。これらを使うには電源を入れてメニューから「WiFiディスプレイ」を選択します。必ずメニュー操作が必要で、すぐ使えないので好き嫌いが分かれるかもしれません。
私はAirPlayメインで使っていますが、一度、接続できれば安定して動作します。
音声も本体のスピーカーから再生されます。ただ、ソフトウェアにバグがあるのか、接続できなくなると、その後はまったく使えなくなります。こうなると、一旦メニュー画面に戻ってやりなおす必要があります。
Wi-Fi接続であれば、Pico Cubeとスマホだけがあれば良いので手軽に使えます。
長くなったので、次回、プロジェクターとの性能に関してもご紹介します。