この「KARIOS」のスマートウォッチ、文句なしに格好いいです。
Kairos | World’s First Mechanical Smart Watch
ひと目見て、やられたと思ったのは、腕時計をすべてデジタル化してしまうワケではなく、機械式の時計と組み合わせているところです。これであれば、腕時計としての楽しみもありますし、背景が透けるディスプレイは、テックガジェットマニアの心をくすぐります。
ただ、腕時計として残念なのは、安いモデルの「MSW 115」には、秒針がないことです。秒針が、チクチクと動いているのをボーと見ているのは飽きないもので、秒針が欲しいのであれば「SSW 158」を選ぶことになります。
さて、背景が透けるディスプレイは、タッチで操作できるようです。
まず、ディスプレイですが、40%透過の有機ELのようです。ディスプレイ技術に関しては、詳しくありませんが、バックライトが不要な有機ELだから、透過するディスプレイが作れるのでしょうか。
腕時計に搭載されているOSは、独自のKarios OSが搭載されるようです。
これの詳細は分かりませんが、Android Wearも選択肢があるようです。2014年12月の出荷予定なので、機能実証のプロトタイプは存在していると思うので、Android Wearの方は、これからなのかもしれません。まぁ、Karios OSを搭載する方も、スケジュール通りには出てこないでしょうし。
Android Wearに対応すると、デモで見られるようなクールなUIは諦める必要があるはずです。Android WearのカードをメタファーにしたUIも悪くはありませんが、Karios OSのUIを見ると垢抜けない印象です。
見た目の格好良さ(Karios OS)を取るのか、汎用性(Android Wear)を取るのか悩ましい選択ですが、Android Wearを搭載したスマートウォッチは多く登場するでしょうから、見た目重視で、ラグジュアリー指向の強いのスマートマンションがあっても良いのではないでしょうか。
ただ、うがった見方をすると、色々とトラブルのあったI’m Watchと同じ臭いがするけど、どうだろうか…
本当で出て来るのであれば、欲しいけど、もう少し、見ていようかな。
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