使い始めて5日程度経過するので、よく言われるエージングも終えているはずなので、レビューをしていきます。
お値段以上
Mi Piston 3は、ニトリばりにお値段以上で、ともても3000円代とは思えのと、高い実用性とデザイン性を備えています。
たとえば、イヤフォンジャックからケーブルが分岐しているところまでは、ケプラーファイバーケーブルが使われています。
低価格帯では評価が高いイヤフォン「Philips SHE9710」では、ケプラーファイバーケーブルは使われていません。これ以外のイヤフォンでも同価格帯では、使われているものはないはずです。
イヤフォンジャックの持ち手部分やコントローラーのケースは金属製で細かな溝が掘られています。この部分に光があたると反射が美しいのと、イヤフォンジャックから抜く時の滑り留めになる実用性も備えています。
また、コントローラーが付いているのも特徴です。しかし、私は、使い勝手が悪いので好きになれません。コントローラーには、ケースに合わせてデザインされた長細いボタンが縦に配置されています。これが、手探りだとどれがどのボタンなおか簡単に分かりません。
再生・一時停止ボタンには、識別のポッチが付いていますが、これもコントローラーをしばらく触らないと確認することにができず、ぱっと持って、すぐに操作できません。ここはデザイン優先の造りで残念です。また、iOSデバイスでは、コントローラーの音量アップ、ダウンボタンが使えず、再生・一時停止ボタンしか使えないのも残念です。
EarPodsを意識したデザインだが、素晴らしい
イヤフォンが収められているケースは、EarPodsのケースと同じような造りで、それを意識していることが容易に想像できます。ただ、ケースの底面に3サイズ(L, M, S)のイヤーピースを収まるようになっており、ただ真似るだけではなく、自分達の工夫を入れているところは評価できます。
Piston 3のコントローラーの使い勝手には納得できませんが、デザインと実用性が高い次元で融合しており、reddot award 2015を受賞しているだけのことはあります。次回は、音質をレビューします。
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