Kindle Paperwhite(ニューモデル)ファーストインプレッション

Kindle Paperwhite(ニューモデル)ファーストインプレッション

Kindle Paperwhiteの2015年モデルを貸し出し頂けることになり評価をはじめています。
まだ、使い始めて日数が少ないのでファーストインプレッションをまとめておきます。

サクサクの動作

私は、Kindle Paperwhiteが出た時に購入した2012年モデルを使っています。これと比較すると随分動作が速くなりました。

2012年モデルが遅く感じる要因のひとつに、ディスプレイの電子ペーパーの応答速度(描画速度)が遅いことがあげられます。たとえば、メニュー操作やページ送り操作など、再描画していることが分かるほどです。描画が遅いので操作をしていても、自分のテンポよりもワンテンポとは言いませんが、その半分くらい遅れて動く印象なので、イライラすることがあります。一時は、これが嫌でiPadにKindleアプリを入れて使っていたこともあります。

2015年モデルは、ディスプレイ解像度が300ppiに向上したのと同時に応答速度も向上しているのか、2012年モデルに感じていた不満がなくなりました。もちろん、液晶の応答速度とは比較にはなりません。2012年モデルは、CPUクロックが800MHzだったのが、2013年モデルでは1GHzになっているので、2015年モデルは、さらに高速なCPUが搭載されている可能性があります。

Kindleは、コンテンツプレイヤーなので、それ程速度を重要視する必要はないのでは?という意見もあるかもしれません。しかし、コンテンツに没頭したいからこそ、他には余計な気を取られたくないのもあります。どちらにしても、遅いよりは、速い方が気持ち良いので、一度、使ってしまうと2012年モデルには戻れません。

300ppiの実力はいかに

2015年モデルのディスプレイは、くっきり、はっきり表示されるようになりました。
特定の世代しか理解できない表現ですが、はじめてレーザープリンタでの印刷物を見た時のような印象です。
見慣れてしまうと2012年モデルに戻ることはできません。こう書くと2012年モデルがダメなようにも思えますが、2015年モデルがよく出来ていると書くが正しいかもしれません。

電子ペーパーの特性なのか使いはじめてから少し時間が経たないと、文字の輪郭が若干ぼやけて描画されます。これは、2015年モデルのディスプレイでも変わりませんが、しばらくすると見易くなります。

スペックの比較では、2012年モデルと2015年モデルの違いは、ディスプレイ解像度だけのように思いますが、使ってみると随分印象が異なります。これであれば、『Kindle Paperwhite 2』とか分かり易い名前を付けた方が良いのでは?と思うほどです。

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