FreeFileSyncでポメラとMacを自動同期する方法:キングジム ポメラDM100レビュー

FreeFileSyncでポメラとMacを自動同期する方法:キングジム ポメラDM100レビュー

最近は、ポメラの環境構築に勤しんでいます。

使い込むほどに気になるのが、Macとのファイル同期の面倒さです。現状だと、BluetoothまたはUSB経由で、ファイル単位でコピーする程度しか方法がありません。一昔前までは、これでも十分だったのですが、さすがに今どき間がありません。もう少し手間をかけることなくMacとポメラの間でファイルが同期できる方法がないかと模索しています。

いまのところ、USBケーブルを使ってMacと接続して、FreeFileSyncというファイル同期アプリを使って同期する方法が気に入っているので、環境構築の方法をご紹介しておきます。

まずは下準備

ファイル同期なので、お互いで同期するフォルダを決める必要がります。
ポメラには、SDカードのルートに「Pomera」という名前でフォルダを作成しています。
Macには、Dropboxのフォルダに「Pomera」という名前でフォルダを作成しています。Dropboxフォルダ内に作る理由は、MacがHUBになって、他のマシンで編集した結果を反映するためです。

FreeFileSyncでファイル同期

ファイル同期にはFreeFileSyncを使います。

http://www.freefilesync.org

FreeFileSyncは、Windowsでも動くので、Mac以外でも同じ方法が使えるはずです。

FreeFileSyncを起動して、同期するフォルダを指定することになりますが、ポメラのSDカードを指定するには、USBケーブルでMacと接続して、SDカードがマウントされている必要があります。

設定が済んだら、「ファイル」メニューの「一括ジョブで保存」で、バッチファイルとして保存します。完了時の動作を進捗ダイアログを閉じるに設定して、ログ保存のチェックを外して、「別名保存」をクリックして、バッチファイルの保存先を選択します。

バッチファイルを作成したら、FreeFileSyncと一緒に同梱されているRealTimeSyncを起動します。このアプリは、定期的にバッチファイルを実行してくれるアプリです。

まずは、監視するフォルダを設定する必要があるので、MacのDropboxフォルダにあるPomeraフォルダを指定します。次に、定期的に実行するコマンドを「コマンドライン」に記述するのですが、先で作成したバッチファイルをここへドラッグすると自動的にコマンドラインが記述されます。

設定が終わったら「開始」をクリックします。すると、RealTimeSyncのアイコンがメニューバーに常駐します。これで、10秒間隔でポメラとMacを同期するようになります。

ケーブルを繫げば自動同期

これでポメラとMacをUSBケーブルを繫ぐだけで自動で同期するようになります。

RealTimeSyncは、なかなか良くできていて、ポメラとMacをUSBケーブルで接続していない時は、同期が定期的に実行されないなので、マシンに無駄な不可をかけない工夫がされています。

Macとポメラをケーブルで接続する必要がありますが、個々のファイルを意識する必要がなく、ケーブルを接続してしばらくすれば、Macと同期が取られるようになったので、ずいぶん使い勝手が良くなりました。

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