このブログを読んで頂いている世代には、クルマネタが引きが強いようなので、これからも時々入れていくことにします。
さて、修理に出していたクルマが帰って来たので、代車で借りていたVWパサートの印象をまとめておきます。クルマ好きを拗らせた人の印象なので、斜め読みして頂くのが吉です。
優等生だけど『退屈』でした
エンジンの回転数が低いところから有効なロープレッシャーターボが搭載されています。
とは言え、やはりターボが効き始めるまでは頼りない印象を受けます。特に、走りはじめは、1.4Lの排気量ゆえの力不足を意識します。ターボが効きはじめれば、こうした印象は払拭されます。
世間的には、VWの1.4L TSIエンジンは、ターボラグを感じるさせないと評価されていますが、私の印象は「褒めすぎ」です。また、エンジンが吹け上がる最中もドラマ性は一切ありません。ガソリンエンジンがモーターに勝部分があるとすれば、アナログ的な動きをする部分だと思うので、何か演出を加えるべきだと思うのですが、回転数が上がるにつれて息切れするだけで、悪く言えば退屈なエンジンです。
総合的に見れば力不足を感じる場面が少なく、燃費も良いので実用性の高いエンジンです。
燃費に関しては、近所を街乗りしている程度では、燃料計がほとんど動きません。いまのクルマと比較すると、数値的には3倍近く燃費の良いクルマですが、10倍くらいの差があるように感じます。
エンジンの話ばかりを書きましたが、走りの印象もまとめておきます。
終始一貫して同じ走りをするのは、このクルマの美点であるところだと思います。快適に移動するための乗り物と考えれば、正解の王道を行くようなクルマです。しかし、足は締め上げている印象が強くて、コツコツと路面の凹凸を拾うのが不快です。また、クルマの動きがシャープです。悪い印象ではありませんが、スポーツカーではないので、もう少しマイルドでも良いと感じます。
スポーティーな味付けをしたシャシーに退屈なエンジンを組みわせて、仕立てられたクルマという印象で良い印象は残りませんでした。エコ志向のセダンの多くが同じような感じであれば退屈極まりないです。
クルマに非日常を求める私には向かないクルマです。
あらためてApple CARに期待
このクルマは操作系がマチマチです。
たとえば、ラジオは、センターコンソールのタッチパネルで操作しますが、エアコンの操作は、その下にあるボタンで操作します。純正でこれなので、VWは、こうした操作感の違いを問題と考えていない可能性があります。
あと、ミラーの折りたたみもボタンを押して手動です。これが、どういった場面でどう動きべきか、少しだけ考えれば、すぐに回答が出るような話だと思うのですが、何故やらないのか不思議でなりません。コストというならば、タイヤのサイズを小さくすれば良いことです。
出来るはずのことが出来てない、または、配慮しようとしない製品は嫌いです。
こうした部分は新興メーカーに期待するしかなさそうです。
たとえば、Appleがこの辺りの作り込みをすれば、他が追従できないものになりそうです。とは言え、Appleが私は好みの刺激的なクルマを作るとも思えないので、素晴らしいクルマが出て来たとしても、買おうかどうしようかで悩み抜いて悶絶するかもしれません。
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