たまには、macOSのTipsをご紹介します。
Finderをリスト表示にした時にフォルダを一覧の上に表示して、続いてファイルを表示する機能が実装されています。こだけで、ファイルリストの見易さが全然違うので、是非試してみてください。
設定方法は簡単で、Finderの「環境設定…」の「詳細」タブにある「名前で並べるときにフォルダを上に表示」をチェックします。
このオプションを設定する前と後の並び順が分かる比較画像を造りました。
Total Finderが元ネタ、かな
これはTotal Finderに実装されていた機能でとても気に入っていました。
Total Finderは、OS X El Capitanで実質使えなくなりましたが、使えなくなったワケではなくて、少々手間をかけてやれば使えるようになります。
開発元のページでも案内されています。
http://totalfinder.binaryage.com/system-integrity-protection
この機能が、macOS Sierraでは標準機能になったというワケです。
設定後の表示に馴れると設定前の表示が見づらいと感じるほどです。
Total Finderを使っている頃は、標準機能にならないかなぁと思っていので、晴れて標準機能になったので使いやすくなりました。
iOSファーストでmacOSの気になる今後
今年のWWDCでは、iOSファーストの扱いになっていることが明確になりました。5年先、macOSがどのように進化しているのか気になります。
しばらくは、既定路線で年一回のマイナーチェンジが行われるのは変わらないはずです。
しかし、今後、Macの使い方が大きく変わらない限りは、大きなアップデートが行われることもないかもしれません。
パソコンに期待するユーザーも少なくなっているのは事実ですし、Windowsとの差もいまや「好み」と言い切っても良いかもというレベルです。
と考えれば、Appleの戦略どおりで、利用者数が多いiOSを優先して開発を進めて、iOSのユーザーがmacOSを使っても違和感がない流れを造るほうが、Macが今後生き残るためには良い状況を生み出す可能性はあります。この第1弾がSiriの搭載かもしれません。
なんだか、寂しい状況ですが状況が変わったということですよね。