また、おっさんホイホイな端末『Gemini PDA』が登場!

また、おっさんホイホイな端末『Gemini PDA』が登場!

GPD Pocketに続いて、またおっさんホイホイな端末がIndiegogoで出資を募っています。その名は「Gemini PDA」です。

https://igg.me/at/geminipda/x/9179442

製品名に「PDA」という付けていること自体がおっさん涙目です。

Gemini PDAとはどんなものか?

5.7インチのディスプレイとQWERTYキーボードを搭載しているのが最大の特徴です。これに加えて、4G回線を内蔵しています。これ、まさに「ボクのかんがえたさいきょうのPDA」って感じのスペックです。あと音声通話も可能です。

サイズは、17.13cm(W) x 8.0cm(D) x 1.35(H)cmで重さは公表されていません。

Gemini PDAは、PSIONと再来と言われています。デザインもさることながら、サイズが似ています。たとえば、PSION 5mx Proのサイズが17.0cm(W) × 9.0cm(D) × 2.3cmで間違いなく意識をしていそうです。

OSはAndroidとLinuxのデュアルブートです。メモリは4GB、ストレージは64GBです。microSDのカードスロットもあり汎用性は高そうです。

Gemini PDAは、クルマで言えば「VW New Beetle」や「BMW MINI」や「FIAT 500」と同じで、ひと世代を築いた製品をいま風にアレンジした物で、新しい提案はありません。当時を知る世代がターゲットだと思いますが、知らなければ新鮮に感じる人達も居るはずで上手くアピールして裾野を広げて欲しいです。

PDAと言うのであれば

PDAは、Personal Digital Assistantの頭文字を取った略語です。

PDAと名乗るのであれば、カレンダー、電話帳、メモ、ToDoなど、オーガナイザー系のアプリにも拘りが欲しいところです。

いまのモバイルOSは、AndroidとiOSに集約されていますが、Symbian OS, Palm OS, Windows CE, Newton OSなど切磋琢磨する時代がありました。この頃は、ハードだけでなく内蔵アプリも拘りを持って作られており、これらも含めて製品の良し悪しとして評価していました。

私は、PDAと言えばハードとソフトを融合してひとつにした製品のイメージですが、OSにAndroidやLinuxを使うとハードとソフトを切り離して考えます。とは言え、現実的にOSの選択肢はないので仕方がないのですが、製品の融合度合いは昔と比べると低くなったと言えるかもしれません。

元ネタの端末をご紹介

最後、Gemini PDAの元ネタとなった端末の写真を公開しておきます。懐かしくて押し入れから引っ張りだしてきました。

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先で紹介したPISON 5mx Proではありませんが、これの安いバージョンのDIAMOND makoです。PISON Revo Plusのバッチ違いでアメリカで発売した時の製品です。

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キーボードのギミックが面白くて、ディスプレイを開くと適度な角度が付くようになっています。

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キーボードが打鍵感がヘナヘナで、こんな感じだったのかなぁとか、当時を思い出しながら懐かしんでいます。

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