ウェアラブジンバル『Feiyu Tech WG』を上海旅行に持ち出して、旅行中に使い込んだのでレビューを公開します。
一緒に使ったアクションカムはSJCAM SJ6 Legendです。
電池の持ちの良さに感激
Feiyu Tech WGを使って驚いたのは電池の持ちの良さです。
スペック上の電池駆動時間は3から4時間となっており、パッケージに予備電池が付いていたので、持ちが良くないものと思い込んでいました。
何度か止めているので連続ではありませんが、実感値は4時間は使えます。
SJCAM SJ6 Legendを1080p 30fpsの設定で、32GBのmicroSDめいっぱい撮っても、Feiyu Tech WGは電池切れにならず頼もしい限りです。
また、来月発表されるFeiyu Tech WGの後継機「Feiyu Tech WG2」は、6から8時間ほどの駆動時間になるそうです。これだけ使えれば、予備バッテリーを持ち歩く心配なく、1日使えそうです。
高い技術力が感じられる
Feiyu Techは、少なくとも日本では名が知れたメーカーではありません。
動きが安定しなかったり、長時間使うと強制リセットになるとか、色々と購入前は心配していましたが、旅行の道中、毎回、電池切れまで使っていましたが、動作は常に安定しており不安に感じることはありませんでした。また、強制リセットもありません。
考えれば、ジンバルメーカーのほとんどが中国です。
この手の製品では、国内メーカーをしのぐノウハウを持っているはずなので、購入前は、余計な心配をしていました。
間違えない操作系が良い
Feiyu Tech WGの操作ボタンはひとつです。
これを長押しして電源オン、この状態で長押しすると電源オフになります。このボタンをシングルタップ、ダブルタップ、トリプルタップ、4回タップで動作モード変更できます。どのモードで動作しているかは、操作ボタンに内蔵されているLEDの点滅方法で確認できます。
いくつかの動作モードはあるにしても、電源を入れて水平を取るためにしばらく静止していれば使えます。
Feiyu Tech WGを身に着けている時は、これを見て操作できないので、簡潔で間違いがおきない操作系はよく練られています。
使用時にノイズが発生している
よいところばかりではありません。
使っている最中は気付かないのですが、撮影した動画を確認するとジンバルのモーターをアクションカムのマイクが拾っています。
モーター音を確認とこれを消す検証動画をYouTubeに公開しています。
キリキリと聞こえる金属音のようなノイズは、2800Hz中心にして+-100Hzの範囲でノイズが乗っているので、これをFinal Cut ProのEQ機能で目立たないように調整してみました。
結果は動画で確認してもらえますが、気にならない程度のノイズを押さえられています。ただ、もう少し試行錯誤する余地がありそうなので検討してみます。
ボタンの点滅ランプが暗がりでは煩わしい
Feiyu Tech WGには、操作ボタンがひとつあります。
これには青色のLEDが内蔵されており、動作している時はモードを示すために常時点灯しています。日中の屋外では気になりませんが、薄暗い屋内や夜だと目障りです。
旅行中、もしかすると他人も同じことを感じているかもと考えて、何度か気をつかいました。
あと少し輝度が下がると気にならないと考えているので、半透明のテープを貼るなど、DIYで対策をするつもりです。
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