最近は、21インチ Full HDモニターにFire TV Stickを差して、ながらで映画を楽しむのが定番になっています。
このFire TV Stickに搭載のFire OSが5.2.4.1にバージョンアップされてから、映画ファンをくすぐる造りになったのでご紹介します。
期待はしてなかった
持っているFire TV Stickは1世代目ですが、安いという理由で購入して期待していませんでした。しかし、使ってみるとAmazonプライビデオとNetflixを一台で楽しめる唯一のデバイスで予想以上に活躍しています。
ただ、使いはじめはメニューマップが頭に入らず、使いこなせない時期がありました。これは、メニューマップを頭に入れたうえで操作をしないと、目的が達成できない造りなためで、CUIのように前提知識が必要な考え方で作られているかたかもしれません。ただ、慣れた後も使っていて心地よいと感じることはありません。
また、操作に対するレスポンスがイマイチで、少し待たされることがあり、これがストレスに感じていました。
ユーザーインターフェイスが刷新された
バージョン5.2.4.1からは、ユーザーインターフェースが刷新されています。
この新しいユーザーインターフェイスは、今年の4月からロールアウトされていたようですが、しばらく使ってなかったので気付いていませんでした。
新しいユーザーインターフェイスで、いっきにモダンになった印象です。
分かりやすく言えばNetflixのようになり、コンテンツのザッピングが簡単になりました。これであれば、目的もなく何か面白い映画はないかなぁと操作していても好みの映画が見つけられそうです。
もうひとつ、映画の詳細情報に監督の別作品や役者が出演する作品の情報が表示されるようになりました。
映画を観て面白いと思ったら、監督の別作品や役者が出演する作品が気になって、よく検索するが多くあるので、これは非常にうれしい機能です。
すべての映画で監督や役者が関連する作品の情報が見られるワケではありませんが、リストアップされる作品は、Amazonプライムビデオで公開されている作品だけではなく、Netflixで公開される作品をも含まれているという素晴らしさです。
気になっていたレスポンスは、少し良くなっています。サクサクではありませんが、これであれば許容範囲です。
すごく感動した
UXを見直す段階で、気に入った作品を深掘りできる仕組みを実装しているのは、Fire OSを開発メンバーに映画やドラマが好きな人達がいるんだと感じます。見た目やギミックだけになっていないのは、素晴らしいです。
また、Fire TV Stickのようなアプライアンスは、どのように進化させるのか正解なのかを示唆しているようで勉強になったのと良い刺激になりました。
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