私は、YouTubeにアップする動画の編集にFinal Cut Pro X(FCPX)を使っています。
この時は、編集動画の保存するストレージとしてポータブルSSDを使います。理由は、MacBook Pro 15″の容量が250GB程度であっという間に容量不足になるためです。速度的には、内蔵ストレージの方が圧倒的に速いのですが…
動画編集の時は、編集前の作業として以下の作業工程を行います。
- FCPXの取込で、ポータブルSSDを保存。
- FCPXで、最適化されたメディアとプロキシファイルを作成。
- 最適化メディアとプロキシファイルを作成したら編集開始。
快適に編集するために、このような準備をするわけですが、別の用事ができるほど時間がかかることもあります。特に2の工程は、H264で圧縮されている動画ファイルから、最適化されたメディアとプロキシファイルを作成するので、CPU速度だけなく、ストレージ速度も処理時間を左右します。
HyperDisk vs Samsung T5
HyperDiskは、小型だけではなく速度もウリにしているので、これまで使っていたSamsung T5と比較して、どの程差がでるのかベンチマークを取ってみました。
編集対象のファイルは、Galaxy Z Flipで撮影した動画で、コーデックはH.264、解像度はフルHD、時間は1:17秒です。
HyperDiskとSamsung T5のそれぞれのプロジェクトを作成して、メディアの読み込みから先の動画を取込み、最適化メディアとプロキシファイルを作成するまでにかかる時間を計測しました。結果は以下です。
HyperDisk:24.20秒
Samsung T5:25.91秒
ストップウォッチの手動計測なので誤差はあります。ホストに使ったマシンは、MacBook Pro (15-inch, 2016) Core i7, 16GBです。 HyperDiskの方が良い数字ですが差は10%を下回っているので、違いが分からないのが正直なところです。
ただ、私がYouTubeにアップロードする動画は、1分から3分くらいまでの短い時間の動画が30ファイルくらいあって、これを繋ぎ合わせて1本の動画に編集していきます。
この使い方だと、複数のファイルで先の最適化メディアとプロキシファイルの作成をするので、単体では小さな差だとしても、これが積み重なって大きな差となるので、編集に入るまで待ち時間が短くなります。
動画編集に最適なストレージ
他、編集中は、再生・停止、シークを繰り返すので、ストレージの読み出し速度が編集効率にも直結します。HyperDiskは、USB 3.1 Gen2の理論値の1250MB/sに対して、900MB/s前後の速度が出ることは前回のエントリーでも確認済みです。
Samsung T5と比較すると、2倍程度の速度が読み出しができるので、編集をしていてもストレスを感じることが少ないです。
応援〆切まで残りわずか
HyperDiskの応援購入〆切まで、このエントリーを書いている時点で残り7日です。動画編集とかされる方は、作業用のストレージとして最適なので、検討してみてはいかがでしょうか。