7.8インチ E-Inkタブレット『BOOX nova 2』のパフォーマンスを検証する

BOOX nova 2は、馴染みがないタブレットなので購入を検討している方はどの程度のパフォーマンスか気になる人も多いと思います。このあたり、検証をしてみたのでエントリーにまとめました。

動画版をYouTubeに公開していますので、こちらもあわせてご覧ください。

【検証】7.8インチのE-Inkタブレット BOOX nova 2でベンチ実行と表示性能を検証



CPUの確認

BOOXのページには、nova 2のCPUを「パワフル オクタコア CPU 2GHz」としか記述していないので、CPU-Zを使って搭載CPUを確認してみます。

CPU-Zは、Snapdragon 625と表示されます。これは2015年9月に発表されたSoCで、2-3万円台のミドルレンジのスマートフォンに搭載されていました。もしかすると、モデムなしバージョンなのかもしれませんが、いまとなっては年代もののSoCですよね。

antutuのベンチマーク結果

CPUが分かれば、パフォーマンスは想像できますが、antutuでベンチマークを取ってみました。余談ですが、antutuのAndroid版は、Playストアから削除されているんですね。本家のサイトからダウンロードできるので、今回はこれを使っています。

3回計測してみた結果は以下になりました。

  • 1回目:70370
  • 2回目:82038
  • 3回目:77690

1回目はGPUの性能測定が出来なかったようで0になったために、スコアは良くない結果となっています。スコアは、7万点後半から8万点前半といったところです。Snapdragon 625を搭載しているスマホのスコアが以下なので、まずまず良い結果と言えそうです。

  • Xiaomi Mi Note 4X (V6.3.3) 61477
  • ZenFone 3 ZE520KL (V6.2.1) 58984
  • HUAWEI nova (V6.2.1) 63605
  • Moto Z Play (V6.2.1) 63283

普段使っているGalaxy Foldは45万点前後なので、足元にもおよばない結果ですが、画面の書き換えに待たさせることはあっても、使っている感じは処理速度が遅い感じることはありません。画面の書き換えが少ないアプリであれば、実用的な速度で使えます。

電子ペーパーの性能と品質

もうひとつ、電子ペーパーの表示品質を4段階で設定する機能があります。
設定は、残像を極力残さないようにする品質重視の設定から、残像上等の速度重視の設定です。

この設定がGPUの性能に結果に影響するかもantutuの結果をもとに考察してみます。計測の2回目が速度重視で最低品質の設定、3回目が品質重視の最高品質です。

  • 2回目:9533
  • 3回目:9705

結論から言えば、結果に大差はなく表示品質の設定がGPU性能に影響することはなさそうです。表示品質の設定は見た目に関わる設定になっています。

表示設定による品質の差

表示設定は4段階に分かれています。通常モードが最高品質で、Xモードが速度重視です。

  • 通常モード
  • 高速モード
  • A2モード
  • Xモード

それぞれのモードで同じマンガページを表示して、表示の違いを確認してみました。

通常モード 電子ペーパー特有のゴーストが少なく、高いコントラストでマンガが表示されます。

高速モード 若干ゴーストが残りますが、通常モードと比較すると、ページ送りの操作に対するレスポンスが良い印象です。

A2モード 表示品質に関しては高速モードと大きく違わない印象。これで満足するのであれば、A2モードで良いのは。

Xモード 明らかに表示品質が落ちたことが確認できる。ブロックノイズが気になる表示になる。

動画では、それぞれのモードで、ウェブサイトのスクロールも確認しています。Xモードのレスポンスが一番よいのですが、マンガページの表示と同じで表示品質はイマイチです。

まとめ

BOOX nova 2の性能は、いまの基準から見れば平凡以下です。実用は十分なパフォーマンスです。タダ、4万円出せばこれよりも性能の良いタブレットが選べます。BOOX nova 2を選ぶ理由は電子ペーパーということになりますが、モードによる表示品質の違いやスクロール時の反応速度を動画を見て頂いて、これならば納得できるという方は買いです。

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