最近、Fireタブレットをコンテンツプレイヤーとして使っています。
8,980円で購入できてプライム会員であれば4,980円をで購入できるので、さまざまな部分に割り切りがある割り切りがされたハードウェアです。
気になるけど「安物買いの銭失い」になるかもと考える方も多いはずです。私も同様に感じていましたが、いまは買って良かったと感じています。Fireタブレットの購入を検討している方のために、私が購入時に感じた疑問・不安に対して、使ってみた印象をまとめておくので、参考にしてください。
Retinaじゃないけどディスプレイの表示品質はどう?
Fireタブレットのディスプレイは、7インチで1024 x 600 (171 ppi)です。
最近は高解像度のディスプレイが当たり前で、表示される文字にドットを見ることもなくなりましたが、Fireタブレットのディスプレイは、いまどき感がありません。また、読書にも使いたいので、Kindleで表示されるフォントの品質はどうかと心配をしていました。
Kindleの文字を近くで見るとドットが気になります。
ドット感を軽減するために、文字にアンチエイリアスがかかっているので、小さな文字に設定するとくっきりと表示はされません。
しかし、フォントを筑紫明朝に設定して現実的な文字サイズに設定することで、使っているうちに気にならなくなりました。
IPSディスプレイの表示品質は、すばらしく一切不満はありません。文字や映像は鮮明に表示されます。安かろう悪かろうのディスプレイではありません。
動作速度は?もっさりしていない
購入前から気になっていましたが、速度には不満がありません。
価格相当と書くつもりもなく十分な動作速度です。たとえば、ムービーを観ていてもコマ落ちはありません。また、Kindleで本を読んでいても、ページめくりで引っかかることもありません。アプリの切り替えもスムーズです。
Fireタブレットのメモリは1GBで、最近のAndroid端末として考えると少ない方です。よって、私はAmazon専用端末として使っています。これが快適な状態を保てているコツなのかもしれません。
造りはどう?しょぼくない?
メタルボディの端末が増えているので、これらと比較するとプラスチックの筐体は退けて見えます。しかし、強度は十分でiPad Air2の二倍の強度を誇るとされています。
私は、一度、椅子に座っている状態から床に落としたことがありますが、この程度ではびくともせず擦り傷が付いた程度でした。
造りは良いです。有名メーカーの端末でも凝ったデザインを採用した結果、ディスプレイと筐体の隙間が均一でない物があったりします。Fireタブレットは、組み立てに手間がかかるデザインではないので隙間がなく、力を加えてもギシギシすることもはありません。
音質はどう?
Fireタブレットで、プライム・ビデオも観るので音は重要です。
高品質と書けば「ウソ」になりますが、Fireタブレットのモノラルスピーカーは、十分な音量が確保されていてチープな印象はありません。Fireタブレットで映画を観ていると画面の品質に比べて音が退けると感じることはありません。
スピーカーは、一番最初にコストカットに対象になりますが、Fireタブレットは気がくばられています。
ただ、端末の裏側にスピーカーがついているので、思った以上に大きなボリューム設定にしないと音が小さく感じます。また、手に持った時に手のひらでスピーカーを覆い隠してしまい、音が聞こえなくなることがあります。
まとめ
Fireタブレットは、よくまとまった端末です。
Amazonサービスを利用する専用端末として使っている分には、何も不満はありません。よい買い物をしました。
タブレットとして使おうとすると印象は変わるはずで、もう少しパワーが欲しいと感じるかもしれません。
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